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オーデリック株式会社

照明器具のリアルな光の効果を3次元CGデータとして無料配信するダウンロードサービスを提供

照明器具の専門メーカーであるオーデリック株式会社は、3次元CGソフト『Autodesk VIZ』および『Autodesk 3ds Max』を導入し、自社製品の3次元CGデータ化を図り、照明器具の光効果をリアルに表現したデータを無料でダウンロードできるサービスを提供している。これは、 i-dropフォーマットに対応した国内では照明業界初の先進的なサービスで、自社製品の販売促進に結び付けている。同時に建設業界における3次元CG データの活用を促進し、同業界の活性化に大きく貢献している。

導入の狙い
照明器具製品の3次元CGデータダウンロードサービスの提供
導入システム
3次元CGソフト『Autodesk VIZ』および『Autodesk 3ds max』
導入効果
自社製品の販売促進と建設業界の活性化に貢献

CGシステムによる室内照明ビジュアライゼーション

CGシステムによる室内照明ビジュアライゼーション

製品PRの重要な戦略として自社製品の3次元CG化に着手

オーデリック株式会社は1951年の創業以来、製品企画から生産・流通・販売に至るまで国内一貫生産にこだわる照明器具製造メーカーとして歩み続けてきた。お客様のニーズを第一に考え続ける「User's First」をモットーに、住宅用を中心とした、各種店舗や施設などのあらゆるシーンで利用できるバリエーション豊かな照明器具のラインナップを取り揃え、使い手それぞれの目的や感性に合った照明スタイルの提案に取り組んでいる。

現在、同社が製造・販売している照明器具は約6,800点。主力製品は、天井に取り付けるシーリングライトで、蛍光灯の色を昼白色や電球色から選択できるものや、蛍光灯を任意の明るさに調整できるマルチリモコン機能を搭載したものなど、業界に先駆けた製品を次々と世に送り出している。北海道から沖縄まで全国に事業所があり、毎年1回総合カタログを発行し、自社工場で製造した照明器具や輸入品を代理店を介してハウスメーカーや工務店、電気工事店などへ販売展開している。

ここ数年は住宅着工数が減少し、照明器具の需要も必然的に減少傾向にある。そうした中、同社では建築家や建設業者向けに、自社製品の3次元CGデータを簡単な登録をするだけで自由にダウンロードできるサービスを 2004年12月からスタートさせた。これは、ハウスメーカーなどが住宅や店舗、施設の完成イメージを施主に提案する際に役立つもので、i-drop規格のテクスチャにこだわった高品質な3次元CGデータを建設業者などに無料で提供している。同社では、これを製品 PRの一翼を担う重要な戦略として位置づけている。同時に、建設業界における3次元CGデータの活用を推進し、低迷する建設業界全体の活性化を図ることが大きな狙いである。

ハウジング開発課 プランニング係 係長 池田 孝氏

ハウジング開発課 プランニング係
係長 池田 孝氏
「当社では、照明器具の3次元CGデータのダウンロードサービスを提供していますが、あらゆる建設素材が入手できるi-dropのWebサイトがあれば、建設業界の更なる活性化につながると思います。大塚商会さんには、その推進役になっていただきたいですね」

ハウジング開発課 プランニング係 板橋 純子氏

ハウジング開発課 プランニング係
板橋 純子氏
「最初はシンプルな形状のシーリングライトから3次元CGデータを作成し、徐々にコツを掴んでいきました」

配光の情報を表現できる3次元CGソフトを選定・導入

同社では、自社の照明器具を間取りに応じて提案するプランニングサービス を行っているが、以前は、製品カタログから照明器具の写真を切り取り、それを間取り図のボートに貼り付け、見 積書と一緒に施工業者などに提出していた。すべて手作業になるため、全国の事業所ごとに専任のアルバイトやパートを雇用して対応していた。しかし、業務量 が多くなるにつれ、手作業による非効率さを改善し、人件費をいかに削減するかが課題となった。そこで、その解決策として6年ほど前からパソコンを使って照 明プランを作成するようになった。

同社ハウジング開発課 プランニング係 係長の池田 孝氏は、「パソコンを使うことによって、製作スピードが早くなり、修正作業も簡単に行え、お客様と メールによるデータのやり取りも可能になりました。また、本社のプランニングセンターで一気に処理できるようになり、人件費も削減できるようになったので す。ところが、その時点では、照明器具で最も肝心な光の効果までリアルに表現することができなかったので、カタログの製品写真を切り貼りしていた頃と、照 明プランのクオリティ自体はほとんど変わっていません」と語る。

そこで、当時、建設業界で使用されはじめていた3次元CGに着目し、3次元CGを駆使することによって照明器具 の光の効果をリアルに表現したいと考えたのだ。

「あるとき、設計事務所から3次元の照明プランを作成できないか、配光データ付きのコンテンツが欲しいという要望があったのです。配光データとは、角度や距離によって変化する照明器具の明るさの情報です。しかし、当時は3次元に関する知識がほとんどなかったので、大塚商会さんにアドバイスをいただきながら調査することにしました」と池田氏は語る。

こうして2003年12月から3次元CGの調査を開始した。そして、最終的に、3次元CGソフトウェアとして、オートデスクの『Autodesk VIZ』と『Autodesk 3ds Max』を選定した。

「当時、配光データを扱えるCGソフトは『Autodesk VIZ』だけで、建築用途に絞った機能だけを備えているので安価に導入できると、大塚商会さんに教えていただいたのです。その後、『Autodesk 3ds Max』にも同様の機能が追加されると聞いたので、両方の製品を導入することにしたのです。また、オートデスクのi-dropフォーマットでダウンロードサービスを提供することで、建築業界で最も多く使用されている『AutoCAD』でもデータ活用できるようになることも重要な決め手になりました。『AutoCAD』では配光データの読み込みまではできませんが、照明器具のDWGデータをi-dropフォーマットで提供することができるのです」と池田氏は選定理由を語る。

ハウジング開発課 プランニング係 高野 雄介氏

ハウジング開発課 プランニング係
高野 雄介氏
「ダウンロードサービスを利用されるお客様は確実に増えており、今のところは特に問題なく運用できています」

ハウジング開発課 プランニング係 村上 佳永氏

ハウジング開発課 プランニング係
村上 佳永氏
「大塚商会のトータルαサポートサービスで3次元CGソフトの操作方法を教えてもらいながら作業を進めました」

大塚商会のスクールなどで3次元CGソフトの操作方法を習得

同社では、2004年4月から3次元 CGソフト『Autodesk VIZ 4』5本、『Autodesk VIZ 2005』1本、『Autodesk 3ds Max 6』1本、『Autodesk 3ds Max 7』2本、さらにCADソフト『AutoCAD』1 本を順次導入した。今回、3次元ソフトを取り扱うプロジェクトメンバー4名は、いずれも初心者だったため、最初に大塚商会のスクールを5日間受講し、そこ で基本操作をある程度学習した上で、トータルαサポート21のテレホンサポートサービスを利用しながら操作方法を習得していった。そして、同年12月に は、自社製品のうち300点を3次元CGデータ化し、同社のWebサイト上で無料で利用できるi-dropフォーマットによるダウンロードサービスをス タートさせた。その間、わずか8ヶ月しかかかっていない。まさに驚異的なスピードだ。

プロジェクトメンバーのひとりである、同社ハウジング開発課 プランニング係の村上 佳永 氏は、「みんなより1ヶ月遅れて始めたにもかかわらず、最初に作成したのが、複雑な形状のシャンデリアでした。当初は何もわからない状態でしたが、大塚商 会のサポートセンターの方に一から教えてもらい、1週間かけてなんとか仕上げることができました」と振り返る。

また、同社ハウジング開発課 プランニング係の板橋 純子 氏は、「4名のプロジェクトメンバーがそれぞれのやり方で作成してしまうと、後で情報の整合性が取れなくなるので、製作ルールを何度も見直しながら、最終 的にファイル名の付け方などをルール化して作業を進めていきました」と語り、同時並行で製作ルールづくりも行っている。

その後、自社製品の3次元CG化を着々と進め、2005年12月現在、3次元CGデータのダウンロードサービスで提供している商品点数は2,300点に上 る。同サービスは登録制になっており、毎月、新規登録者が増え続け、リピーターも多いという。同社ハウジング開発課 プランニング係の高野 雄介 氏は、「当初、我々が予想していた以上に多くの方に利用されています。イベント会場などでお客様とお会いすると、『使っていますよ』とよく声をかけられますね」と語る。

CGシステムによる室内照明ビジュアライゼーション

CGシステムによる室内照明ビジュアライゼーション

プロジェクトメンバー同志で、業務の円滑化のために、製作ルールづくりも行っている

プロジェクトメンバー同志で、業務の円滑化のために、製作ルールづくりも行っている

3次元CGデータを有効活用したプランニングサービスも提供

今回、業界初となる3次元CGデータのダウンロードサービスを実現したことで、建設業界における同社の知名度も確実にアップしているという。その意味で は、当初の狙い通り、自社製品の販売促進に結びついていることが、現段階における大きな導入効果である。今後は、総合カタログに記載されている6,800 点に上る全商品の3次元CGデータをアップロードし、ダウンロードサービスの充実を図るとともに、次世代の照明プランニングサービスとして、配光データを 取り入れた3次元CGによるリアルな照明プランを提供していく考えだ。

「先日、『Autodesk 3ds Max』 上のリビングの仮想空間に、当社の照明器具のデータを落とし込み、光の効果をリアルに表現した照明プランをイベント用に作成しました。それをご覧になった お客様からは、とてもわかりやすいと大変好評でした。今回は、あらかじめ用意されていた仮想空間を利用しましたが、将来的には、お客様の間取り図をもとに 我々が3次元の仮想空間をつくり、リアルな照明プランを作成してお客様にお見せできるようにしていきたいと考えています。たとえば、屋外施設の外観をライ トアップしたいときに、以前は過去の経験をもとに照明プランを立てていましたが、3次元CGの配光データを活用すれば、投光器などをどこに何台設置すれば いいかイメージしやすくなるので、建築家や建設業者の方々には大変喜ばれると思います」と池田氏は今後の展開に期待を寄せている。

さらに、「照明器具だけではなく、カーテンや壁紙などの素材も3次元CGに落とし込めば、建設業者の方がお客様に住宅プランを提案する際に、よりリアルで 効果的なプレゼンが行えるようになります。ただ、建設業者の方々に3次元CGデータを使ってくださいと言っても、現状では抵抗があるかもしれません。その 点、最新バージョンの『Autodesk 3ds Max 8』には、同社が制作した和室と洋室の仮想空間がバンドルされ他にも25点の器具がバンドルされています。

仮想空間に同社のi-dropサイトからダウンロードしたデータをドラッグ&ドロップで落とし込めば、本格的な照明ビジュアライゼーションを体験することができるので、是非一度試していただきたいですね」と建設業者の3次元CGデータの積極的な活用に期待している。

このように同社では、データ配信サービスと次世代プランニングサービスの両輪で顧客へのリアルな製品イメージの伝達を推進している。

オーデリック株式会社のホームページ

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i-dropコンテンツの無料ダウンロードサービス

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オーデリック株式会社

業種 製造・販売
事業内容 各種照明器具の企画・設計・製造販売
従業員 607名(2005年9月30日現在)

あなたの創造力を刺激する「本物のあかり」を灯す、オーデリック株式会社

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