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有限会社ステンレスアート共栄

ステンレスアート共栄

「従業員18名の小さな板金会社が、積極的な提案型営業を展開できるのは、いち早く導入したSolidWorksとSolidWorks Simulationのおかげです」

埼玉県朝霞市のステンレスアート共栄はステンレス板金加工が主な業態である。
創業から3代目となる社長 永友義浩氏はSolidWorks導入をきっかけに、設計から仕上げまでを積極的な提案型営業で展開している。グローバルに活躍する同社に、 SolidWorksとSolidWorks Simulationの導入経緯、効果などについて詳しく聞いた。

ステンレスアート共栄ロゴ

ステンレスアート共栄について

― ステンレスアート共栄について教えてください。

ステンレスアート共栄はステンレス板金及び研磨を主とし、設計・解析・試作板金・羽布研磨・装置アセンブリ・その他板金加工全般を、設計から仕上げまでトータルで行なっています。埼玉県朝霞市にあり、社員数は18名です。1963年に祖父が創業し、私は3代目にあたります。

SolidWorksを導入したきっかけ

― ステンレスアート共栄がSolidWorksを導入したきっかけを教えてください。

ステンレスアート共栄では、3次元CADのSolidWorksを2005年の10月に導入しました。私は、3次元CADがまだ板金業界では一般的にあまり認知されていないころからずっと着目していました。2005年当時、すでに自動車メーカーや1次ベンダーなどの企業では3次元CADがなかば当たり前のように導入されていましたが、当社規模の企業ではまだまだ2次元で設計しているところが多かったと思います。しかし私は「これからは3次元の時代だ」と確信していました。ですから板金用モジュールと連携するSolidWorksのことを知ったときに、すぐに導入を決めました。

― SolidWorks導入はスムーズでしたか。

ちょうどSolidWorks導入直後に、ある大手企業の仕事を受注したのですが、その受注条件に「3次元設計ができること」という内容がありました。発注元からの情報はデザイン(ラフ画)がメインでしたが、それを元に3次元モデル化していきました。その結果、デザインでは顕在化していない形状の矛盾なども事前に確認することができたため、最終的に不具合を出すことなく納品できました。この仕事のおかげでSolidWorks導入の決断が間違っていなかった、と自信が持てました。

ステンレスアート共栄の板金製品(左)とSolidWorksモデル(右)

SolidWorks導入の効果

― SolidWorksを導入して、どのような効果がありましたか。

SolidWorks導入による効果は、以下の3点になります。

1. 現場・お客様とのコミュニケーションの円滑化

2次元設計の時は三面図を展開図に書き直し、でき上がりの製品は設計者・製造者の頭の中で想像するしかありませんでした。当然人によってスキルの違いがあり、話が食い違ってしまうことが多々ありました。3次元設計では問題箇所をモデル上で正確に指摘できるので、間違いや勘違いがなくなり、複雑な説明も不要になりました。設計者、製造者が一丸となって心をあわせることが出来るようになり、それが最終的な製品にも反映されていると思います。また電話やメールを使ったお客様とのやり取りも円滑化されました。

2. 時間とコストの削減

3次元設計ができることにより、ミスを設計段階で見つけられるようになりました。そのため試作の段階でほぼ問題が解決している確率が非常に高くなり、結果として、時間とコストの削減につながりました。

3. 待ちの営業から積極的な提案型営業へ

上記のような利点を武器に、待ちの姿勢だった営業から積極的な提案型営業に変化することができました。最近、まだ日本に5台、関東には1台しかないというパイプインデックス付レーザー加工機「FO-MⅡ-NT」も導入しました。これもSolidWorksがなければ、導入はありえませんでした。

株式会社アマダ製 パイプインデックス付レーザー加工機「FO-MⅡ-NT」

SolidWorksSimulationを導入したきっかけ

― ステンレスアート共栄では解析ソフトのSolidWorks Simulationも導入していますね。このきっかけを教えてください。

ステンレスアート共栄ではSolidWorks Simulationを2009年4月に導入しました。発券機の製造の依頼を受けたことがきっかけです。

発券機は主に金融機関などにおかれています。日本のメーカーのものは品質は良いのですがデザイン力に欠けるところがあり、海外メーカー製にデザイン面でリードされ始めていました。そこで日本のあるメーカーからデザイン性を最優先に設計された発券機の製造依頼がありました。しかしデザイン性重視のため、転倒や強度など安全面に不安があるということで、まずは強度解析ができないかと相談を受けました。当初は受託解析を検討しましたが、受託解析ではノウハウが社内に残らない事や、今後の発展性を踏まえ、大塚商会からソフトの導入を薦められました。元々解析にも興味があったことから、思い切って導入することを決めました。

解析ソフト導入の契機になった発券機

SolidWorks Simulation導入後の効果

― SolidWorks Simulationを導入して、どのような効果がありましたか。

SolidWorks Simulation導入の効果は以下の3点になります。

1. 更なるコストと時間の削減

試作前に解析することで、不要部品の削減や補強部品の追加などを具体的に検討できます。解析することによって試作後のトラブルを回避することができ、さらにコストと時間を削減することが可能になりました。

2. サービスの強化による宣伝効果

簡単に実施できるレベルであれば、強度解析のデータを無料で添える事で、顧客サービスの強化につながっています。他社との差別化を図る意味でも、大きな宣伝効果があると考えています。ただ、全て無償提供していると仕事に支障が出てきますので、時間がかかるような内容や新規でモデリングが必要な場合は多少の実費をいただくようにしています。

3. より強固な提案型営業へ

3次元設計+解析により、積極的な攻めの提案型営業がより強固にできるようになりました。 「製品の初期設計から仕上げまで」をトータルで行なえるようになり、お客様に対する信頼度も増しています。最近では製品開発の段階から係わるパートナー的な位置付けでお付き合いいただくお客様も増えてきました。

大塚商会への評価

― 大塚商会への評価を教えてください。

ステンレスアート共栄にとって大塚商会とお付き合いすることは、大きく言って3つの意味があります。

1. マーケティング

大塚商会は、多くの情報をもたらしてくれます。業界ではどのようなことが求められているのか、何に困っているのか、どのような流れで動いているのか、といった板金業界・製造業の動向全般についてです。

その代わりに、私も自分の情報は包み隠さず出すようにしています。本当ならSolidWorksやSolidWorks Simulationの導入が大きな利益を生んでいることは内緒にしておきたいなとも思いますが(笑)。しかし、お互いに本音で話し合うからこそ信頼関係が生まれると思っています。大塚商会とはお互い良きパートナーになっていきたいと思っています。

「これからも大塚商会とはお互い良きパートナーでありたいですね」と永本氏。

2. 宣伝広告

大塚商会はステンレスアート共栄にとって強力な宣伝広告の役割も果たしてくれています。自分の会社の利点をどんなに自分で強調しても、どうしても信憑性に乏しくなるでしょう。それを他者(大塚商会)が話してくれることで、大いに信頼のおける情報となります。その為にも、大塚商会とは常に腹を割って話せる関係でありたいと思っています。

3. 技術的バックアップ

今は大きな問題は出ていませんが、何かあった時にすぐに相談できる相手がいるかいないかは大きく違います。今後、難易度の高い仕事が増えてきた場合にはお世話になることが多くなるのではと思っています。

今後の期待

― ステンレスアート共栄の今後の展開について教えてください。

ステンレスアート共栄では、今後もSolidWorksとSolidWorks Simulationを活用し、提案型営業で積極的な攻めの姿勢で走り続けようと思っています。今、空調関係の会社ともお付き合いがあるので、熱流体解析ソフトのSolidWorks Flow Simulationの導入も検討しています。大塚商会には、これからも様々な情報の提供を始め、サポートをしていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

お忙しい中、ありがとうございました。

ステンレスアート共栄のWebサイト

※取材日時 2011年1月
※事例制作 カスタマワイズ

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