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Siemens PLM Software社がLMS社を買収する意義とは?

2012年11月26日

2012年11月11日 ―― 11月8日、Siemens PLM Software社はLMS International社を8億6500万ドルで買収することを発表した。これは2006年及び2008年にANSYS社がAnsoft社を8億ドルで、Fluent社を6億ドルで買収したことに匹敵する金額である。

LMS社は1980年に機械振動試験を主とするLeuven Meadurement Systems社として生まれ、機械振動及び動作の試験及びMCAEにおけるリーディングカンパニーとしての地位を築き上げた。同社は以前から解析と実際の試験との間のシナジー効果に注目しており、ソフトウェアや試験用ハードウェアとして、あるいはコンサルティングの形でこのシナジー効果を、自動車業界や航空宇宙業界のような成長著しい顧客へ提供するべく行動して来た。このLMS社を、解析用ソルバとして著名なNX nastran技術を保有するSiemens社が買収することにより、極めて強力なソフトウェア&ハードウェアの機械試験コラボレーションが誕生したと言えるのである。

2社が1つになることによって得られるシナジー効果はMCAE領域だけにとどまるものではない。昨今において、機械設計と電気設計の需要は収斂されつつあり、伝統的なMCAD/MCAEとECAD/EDA/ECAEに分かれたソフトウェア環境は急速に陳腐化しつつある。このことは自動車産業における電気・電子関連コストの増大を見ることで容易に理解できる。1970年にはわずか10%だった電気・電子関連コストは2010年においては40%に達しているのである。このことは必然的に、コンポーネントの設計においてサブシステムから全体にいたるまで全てを統合された設計アプローチによってアクセスしうる環境が必要となっていることを教えてくれるものである。

Siemens PLM Software社は今回の買収によって、統合されたメカトロニクス/モデルベースシステム設計の解析環境を求める声に応えることが出来るようになったのである。このような統合の流れに対して、『まだまだ障害は多い』という不安の声もないではないが、我々はこの統合がもたらす新しい時代の訪れを楽しみにしているのである。

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