CIMdata社が「3次元形状検索」レポートを発表

2013年 3月18日

2013年3月13日 アメリカ ミシガン州 アナーバー ―― PLMソリューションの戦略的コンサルティング&調査会社であるCIMdata社は13日、新たに3次元形状検索技術に関する調査結果を発表した。

多くの新製品は既に存在する製品のモデルからの流用設計として開発されるが、近年勃興中の技術である3次元形状検索技術は、設計者がモデルを探す際のテキスト検索に限界を感じているような企業にとってベストなソリューションとなりうるものである。具体的には、オリジナルのモデルないし探そうとしているモデルの最も特徴的な形状を表現するような3次元形状を手早く作成することによって、設計者は3次元形状を検索し、既に存在するリリース済みのモデルを企業のモデルデータのストレージから見つけ出すことができる。

より重要な点として、設計者がそのような形状検索を行う際に、(検索中の3次元形状に)関係するような解析データ、あるいは製造に関わるデータを見つけることができるかもしれないということである。CIMdata社は、現在市場に出回っている3次元形状検索と、及び類似する方向性と考えられるいくつかのソリューションについて調査した。

今回の『3次元形状検索』レポートは、CIMdata社のSocial Product Development & Collaboration Knowledge Council(SPD&C Council)――従来のデジタル製品モデリングと設計コラボレーションに関するアーキテクチャと実装、及び製品エンジニアリングと製造工程計画の間にある問題をよく理解する企業を代表する――のために作成された調査の一部で、発展途上のPLMソーシャルエンジニアリングに関する枠組みを定義するため、世界トップクラスの企業を含む多くの組織や幅広い領域に亘る商業ソリューションプロバイダからの協力を得て作成された。

今回の『3次元形状検索』レポートは、製造企業やソリューションプロバイダ、そして個人でも参加できるSPD&C Councilを通じて直接提供される。

より詳細な情報は以下のURLから
http://www.cimdata.com/news_events/press_release.html?press_release_ID=192