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ANSYS社がPCB設計用電磁気解析ソフトウェアスイート「ANSYS SIwave」を発表

2014年2月3日

2014年1月29日 アメリカ ペンシルベニア州 ピッツバーグ ―― 解析ソリューションにおけるリーディングカンパニーのANSYS社は1月29日、PCB設計用電磁気解析ソフトウェアスイート「ANSYS SIwave」を発表した。「ANSYS SIwave」は、今までにないスピードと正確性、そして使い勝手の良さを両立しながら、昨今の複雑で高性能な電子デバイスの設計とその最適化を支援するソフトウェアスイートで、「SIwave-DC」、「SIwave-PI」および「SIwave」の三つのプロダクトから構成されている。これらのソフトウェア製品群により、PCB設計ワークフローの全体を通じていつでも解析環境へアクセスし、基板上のあらゆる地点の電位や信号品質を確認することができる。

この新しい「SIwave」ソフトウェアスィートは、同社の全周波数に対応するハイブリッド有限要素法EMソルバを演算コアとして搭載し、共通のインターフェースで信号品質を解析できるようになっている。「SIwave-DC」は、主に低電圧・大電流条件下で使用されるPCBとICパッケージを対象とし、電力供給の信頼性を確保するために必要な各部位の電圧マージン過不足をエンドトゥエンドで評価することができる。「SIwave-PI」は「SIwave-DC」の全ての機能に加えて、PCB全体の正確な電力供給ネットワークやノイズの伝播状況を解析するためにAC(交流)電流の解析機能を追加したものとなっている。「SIwave」は、「SIwave-DC」と「SIwave-PI」を機能統合した上で、エンドトゥエンドの信号品質解析用の時間ドメイン型回路シミュレーションエンジンを追加したモジュールとなる。

ANSYS社プロダクトマネージャーのSteven Pytel氏はこの新しいソフトウェアスイートについて、『今日の高周波数デジタルデバイスの設計において、プリレイアウトまたはポストレイアウトに関する潜在的な電力供給と信号品質の問題にいち早く気づくことが以前にも増して重要になりつつあります。わが社の顧客企業へのコンサルタントでは、特に直流回路と電源品質、およびシステム全体に対する解析への要望がありました。今回の「SIwave」は、PCBおよびICパッケージの全ての事象を表現できる電磁場解析技術をベースとした、統合解析ソフトウェアとなっています』と述べている。

  • 「SIwave-DC」:プリ/ポストレイアウトにおけるDC電位降下やDC電流密度解析モジュール。電力分配ネットワークを構成する要素が、適切なボールないしピンサイズを持っているかどうか、あるいは配線損失を適正にするよう銅線が使用されているかを確認するとともに、ホットスポットの原因となる電流が過大な領域を特定することで、電力分配ネットワークからのICパッケージへの電力供給が適正であるかどうか判定することができる。
  • 「SIwave-PI」:システム全体のコストを見積もるために必要となる、コンデンサ総数やその費用、あるいは望ましいネットワークインピーダンスなどを、高性能な遺伝的アルゴリズムを活用して算定するモジュール。正確な周波数依存Sパラメータモデルを使用するとともに、全周波数対応電磁場展開エンジンにより、コンデンサが存在する物理的な位置・設置状況による影響をも含めて解析を行う。「SIwave-PI」は、PCBやICパッケージのデカップリングコンデンサの選定や配置、および最適化を自動化できるため、生産性の改善に貢献する。
  • 「SIwave」:電気CADからインポートしたジオメトリを元に展開したGHz級のインターコネクトモデルに対して、トランジスタレベルのドライバ・レシーバモデルを導入し、信号のサインオフ解析やインピーダンスマッチング、および電力供給システムの最適化を行うモジュール。
  • その他:バーチャルコンプライアンスやHPCへの対応、「ANSYS Icepak」および「ANSYS Mechanical」との双方向リンクによる温度と熱応力解析機能などが特徴として挙げられている。

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