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Canalys社が2018年の3Dプリンティング市場見通しを発表

2014年4月7日

2014年3月31日 アメリカ カリフォルニア州 パロ・アルト ―― ハイテク産業向け技術情報分析に定評のあるCanalys社は31日、近年急速に成長しつつある3Dプリント市場に関する将来予測を発表した。3Dプリンターや造形用材料の販売および関連するサービスを含む3Dプリンティング市場規模は、2013年に25億ドル(約2600億円)を記録したが、2014年には38億ドルに、さらに同程度の成長率(年平均成長率45.7%)が続くと仮定すれば2018年には162億ドルに達すると同社は予想している。

近い将来の3Dプリント市場について、Canalys社のシニアアナリストのTim Shepherd氏は、「導入にあたっての問題点が解決されつつある3Dプリンティング市場は、潜在的にさらに大きな成長の余地があります。技術的進歩によって、造形速度が速くなると共に、様々な材料や色、あるいは仕上がりを組み合わせができるようになっているだけでなく、何より重要な点は急激に導入コストが低下していると言う事実です。従来は一部のユーザーから細々と利用されていただけの3Dプリンティング技術は、コストの低下によって幅広い企業や個人にとって魅力的な製品ないしサービスへと変化しつつあります。3Dプリンティングはあらゆる種類の製品開発過程において、試作品やコンセプトモデルの作成に最適な手段としての地位を確立してきましたが、この新しい技術が成熟するにつれて、特に航空宇宙や医療機器、防衛業界などにおいて、単なる形状の造形にとどまらない、新たな製品製造手法としての潜在能力があることが明らかになってきました」と述べている。

Canalys社は、短期的には3Dプリンティングサービスの成長が先行すると予測しており、同社のリサーチアナリストのJoe Kempton氏は「従来の製造プロセスでは難しい単品物の製作に対する需要の大きさから、3Dプリンティングサービスの提供は大きなビジネスチャンスであるといえます。カスタマイズ性と製造効率の高さがもたらす利便性によって、この種のニーズは今後もますます増大するでしょう。従来の製造手法のように遠隔地の巨大な工場からわざわざ取り寄せることなく、その場で製品を作成できるだけではなく、3Dプリンティングは時としてより少ない材料とエネルギー消費で目的を達成できるのです。これらの優れた特性を持つ3Dプリンティング技術の将来性は非常に明るいと言えるでしょう」と述べている。

3Dプリンティングに関連する市場の規模は、2013年には109%の伸びを見せ、7億1000万ドルを記録し、2014年にはさらに79%拡大して13億ドル規模になると予測される。商用3Dプリンターや付随する射出用樹脂やサポート材などの消耗品売り上げの増大を反映して、2018年には54億ドルに達すると予測されている。

Shepherd氏はさらに加えて、「私たちは今まさに3Dプリンティングにおける変革の時代に立っています。単に新しいというだけで過剰評価されていた時代は過ぎ去り、いまや実用的で革新的な製品を実際に製造できる、現実のテクノロジーとなりつつあります。急速に成長している市場ではあるものの、いまだ未熟さを抱えています。もし、HP社のような巨大企業がこの業界に参入すれば、非常に大きな影響をもたらすでしょう。3Dプリンティング技術の敷居が下がれば下がるほど、予想もつかない様々な用途で利用されると共に、そのこと自体が技術の更なる発展と、新規参入企業の増大をもたらすでしょう。5年後の3Dプリンティング市場は、予想もつかないほどに変貌を遂げているだろうと確信しています」とコメントした。

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