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PTC社が「PTC Creo 3.0」をリリース

2014年6月23日

2014年6月16日 アメリカ マサチューセッツ州 ニーダム ―― PTC社は16日、同社の3D製品設計ソフトウェア「Creo」シリーズの最新版となる「PTC Creo 3.0」をリリースした。同社は「PTC Creo 3.0」において、他社製ソフトウェアで作成したCADファイルを直接「Creo」から取り扱うことを可能とする「Unite」テクノロジーを導入するほか、統合構想設計ツールの強化により、詳細設計段階における構想設計モデルの再利用性を著しく向上させている。新バージョンによってもたらされる生産性の改善によって、「Creo」ユーザーは今まで以上に高いレベルのイノベーションと製品品質の追求に注力することが可能となる。

「Creo」シリーズの最新版の発表に際してPTC社CAD部門エグゼクティブバイスプレジデントのMichael Campbell氏は、「『PTC Creo 3.0』は、我々の戦略を引き続き体現するものです。革新的な『Unite』テクノロジーは、データとその取り扱いに関連するCAD機能強化への挑戦の結果と言えます。設計者が必要なときに、必要に応じてデータを利用できるようになり、また修正が必要なデータのみを変換することによって、従来支払ってきた莫大(ばくだい)な労力とコストを削減できるでしょう。複数のCADフォーマットを取り扱わざるを得ない開発チームにあっても、『Unite』テクノロジーの恩恵によって、他社製CAD形式のデータであるか『PTC Creo』ネイティブデータであるかを問わず、同じように設計意図を維持し、同様の手法で作業が行えることでしょう。このことによって設計ワークフローの一貫性を著しく高めると共に、設計プロセスの早期の段階からより円滑で密度の高いコラボレーションを実現できることでしょう」とコメントしている。

Uniteテクノロジー

「PTC Creo 3.0」で導入される「Unite」テクノロジーは、さまざまなフォーマットのCADデータを「PTC Creo Parametric」や「PTC Creo Direct」、「PTC Creo Simulate」などから直接利用可能とする新技術で、他社のCADシステムを使用している関係者とコラボレーティブな製品開発を行う際や、さまざまなCADフォーマットで作成されたデータをまとめて「PTC Creo」によって編集を行うような局面で、著しい効率向上を実現とする。このような効率の改善は、フィーチャ履歴を盛り込むためだけに行われるモデルの再作成や、冗長なファイルの管理など、何ら利益を生むことのないタスクに費やされる無駄な時間と労力を抑制し、イノベーティブな作業に割り当てる時間を拡大することで製品品質や設計の改良につながるだけでなく、想定外の開発期間延長リスクを削減することができる。

「Unite」テクノロジーの詳細

  • 既存のCADデータの再利用性の向上
  • レガシーPTC形式データであっても必要となるまで変換する必要の無い、オンデマンドコンバート機能
  • アセンブリの修正において、個々の部品を修正するだけであれば修正対象以外のパーツ変換の必要がない
  • 追加ソフトウェアをインストールすることなく「SOLIDWORKS」、「CATIA」「NX」ファイルを直接開くことが可能
  • 追加ソフトウェアをインストールすることなく「SOLIDWORKS」、「CATIA」、「NX」、「Solid Edge」、および「Autodesk Inventor」形式のファイルをインポート可能
  • 設計プロセスの早い段階から他のシステムで作成したCADデータを組み入れることで、製品開発チームとサプライヤ・パートナー同士で、より高いレベルのコンカレントエンジニアリングを可能とする。さまざまなCADフォーマットにまたがって設計意図を作成・保存でき、さらにPTC Creo形式でないアセンブリ構成要素の更新時にもPTCファイルとオリジナルファイルの関係性が保たれることが保証される
  • 製品開発プロセス全体にまたがって、自社設計データとアウトソースされた設計データの間で連続性と設計意図の維持を保証することによって、開発期間の延長リスクを縮減する
  • データの共有と再利用を促進する
  • 複数のCADフォーマットを管理する必要性が低下すると共に、中間フォーマットで出力する機会が著しく減少する。カスタマーやサプライヤのネイティブ形式のままデータを共有することができる

イノベーションの深化

「PTC Creo 3.0」は新規の構想設計ツールを導入している。この新しいツールは製品開発チームに設計の柔軟性を与えるとともに、製品品質自体の向上につながるもので、これは「構想設計段階で作成したモデルであっても、後工程で完全に再利用されうるべき」と言う同社の設計思想を体現したものとなっている。

新しい構想設計ツールの特徴と利点

  • 「Align Freestyle」機能:パラメトリックな自由形状作成とその変形を可能とし、有機形状の作成と修正を関連するパラメトリックな設計意図要素と結びつける
  • 2次元構想設計環境「PTC Creo Layout」:3Dパラメトリック環境へスムーズに移行可能となったほか、スケーラビリティの改善やツールの拡充が行われている
  • 3Dダイレクトモデリングアプリ:「PTC Creo Parametric」で再利用可能なダイレクトモデリングツールによって、迅速なコンセプト設計モデル作成が可能
  • 「PTC Design Exploration Extension」:PTC Creo Parametric内に代替案の設計やモデリングアプローチの調査、および連続的な設計変更を把握するための専用環境を追加し、従来の手作業で行っていた行程の労力とそれに伴うオーバーヘッドを削減する

生産性の強化

「PTC Creo 3.0」は、日々のタスクを簡単にするために新規に拡張された機能やワークフローを導入する。これらの機能によって生産性が向上すると共に、設計チームはオンタイムデリバリーを維持しつつよりイノベーティブで、高品質な製品の開発に注力することができる。

いくつかの最も明瞭な改良点

  • よりリアルなグラフィックのサポート
  • ハードウェアライブラリの拡充とファスナーアセンブリの自動化ワークフロー
  • 新規ユーザー向けのツールおよびヘルプシステム
  • より柔軟なモデリング機能
  • 解析ツールの強化
  • モデリング基本機能の拡張
  • 板金モデリング機能の拡張

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「PTC Creo 3.0」に関する詳細情報

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