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MSC Software社が「Marc 2014」をリリース

2014年8月11日

2014年8月4日 アメリカ カリフォルニア州 ニューポートビーチ ―― 連成解析ソリューションの開発でその名を知られるMSC Software社は4日、自動車部品からゴム製品、高度な医療機器や家電製品までさまざまな製品の非線形連成解析が可能な、「Marc 2014」をリリースした。

製品の設計に際して、安全性と性能の両面で精度の高い予測能力が必要とされる今日のニーズに対応し、「Marc 2014」では新たに3-D破壊伝播(でんぱ)予測機能を導入することでより高い精度で製品の欠陥を予測できるほか、非線形接触解析や電磁場モデリングの改良、CADでフィーチャ機能とメッシュ生成性能の改善などの機能向上が図られている。

破壊伝播予測
「Marc 2014」では、荷重によるクラックの発生を予測し、製品の破壊へつながる大きさに成長するまでの回数を見積もることで高サイクル疲労における予測精度を向上している。実際の計算では、パリス則に基づく複数回の試行を行ったのち、クラックの伝播を表す少数のクラックを「Marc 2014」内でモデル化する。この種の疲労解析は航空宇宙業界やエネルギー関連産業のような、特に高い安全性を求められる業種において、メンテナンススケジュールを作成する上で重要となる。また、この新機能によって個々のクラックやおのおののクラックの先端について、クラックの成長率を見積もることが容易となるため、より効率よく改善案を作成することができる。
非線形接触解析の収束性改善
「Marc 2014」では、デフォルト設定を変更することで、セグメント間接触解析の収束までの反復回数削減を図っている。加えて、摩擦モデルの更新により、収束性と接触解析精度を向上している。これらの改良により、アセンブリモデルやシール材、製造解析のような接触モデルにおいて、従来よりも迅速に解を導出することが可能となっている。
圧力容器解析の改良
「Marc 2014」では、従来は理想気体のみをサポートしていた軸対称平面の圧力空洞解析で、新たに非圧縮性流体をサポートしたことにより、水入りビンや流体軸受け、シール材のような対象に対して解析を実行することが可能となっている。このため、液体で満たされた容器の解析時に、ユーザーが明示的に液体をモデリングする必要がなくなっている。
電磁場モデリングの改良
「Marc 2014」では、回路法の導入により電流または電圧をシステムに適用できるよう改良されている。「Marc」シリーズの先進的な熱構造解析と組み合わせることで、ソレノイドコイルから誘導加熱式ロール圧延処理に至るまで、幅広く解析することができるほか、より低周波数の電磁場が問題となるような条件でも利用可能となっている。
ユーザーインターフェースの改良
「Marc」シリーズのユーザーインターフェース「Mentat」についても、生産性の向上を実現するため以下の改良が加えられている。
  • 複数のCADソフトウェアのネイティブ形式でのインポートに対応すると共に、幾何形状の修正作業はParasolidネイティブで実行される。メッシュ生成時に問題となる穴やフィレット、面取りはデフィーチャ機能によって実行される。
  • 自動メッシュ生成用のParasolidボディとしては、ワイヤーフレーム、シート、ボリュームの3種類に対応し、いずれの場合でも全自動またはユーザー指定のメッシュタイプに対応する。複雑なアセンブリからのメッシュ作成時であっても、モデルの寸法・曲率情報は直ちに取り込まれ、直接接触解析で使用される。

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