• トピックス
  • 製品情報
  • 導入事例
  • スクール
  • コンサルティング
  • お客様サポート

33億ドルに達した2014年の3Dプリント市場

2015年4月6日

2015年4月3日 アメリカ カリフォルニア州 パロ・アルト ―― Canalys社は、2014年の3Dプリンター出荷台数を全世界で13万3千台と概算している。この数値は、前年2013年と比較すると68%もの大幅な増加となる。加えて、3Dプリンターや関連する材料やサービスから生み出された市場全体での総売り上げは33億ドルに達し、前年度比34%の増加である。

リサーチアナリストのJoe Kempton氏は、「我々が予想したように、最初の1台目としての3Dプリンターを購入した多くのユーザーにより、特にコンシューマセグメントで、長期休暇期間中に最も劇的な増加を見せている。価格の低下と幅広い技術開発、そして造形速度の改善といった要素が組み合わさることがこの増加の源泉となっている」と述べている。

2014年第4四半期には、これまでで初となる単一四半期での総売り上げ10億ドルを達成するとともに、3Dプリンターの出荷台数は前年比24%増の4万1000台に達するとCanalys社は見積もっている。地域的には、アメリカが出荷台数の大勢を占める状況は変わっておらず、42%を記録している。一方、ヨーロッパ・中東・アフリカ地域は31%であり、アジア太平洋地域の占める割合は27%にとどまった。

2014年に出荷された3Dプリンターのうち、およそ3/4におよぶ台数の3Dプリンターが1万ドルを下回る価格となっている。「低価格なコンシューマ向け、またはプロシューマ向け3Dプリンターは、Kickstarterのようなクラウドファンディングポータルを通じて技術的な面での飛躍を生み出した。これらのコンシューマ向けプリンターは、そのほとんどが材料噴射型デバイスのみを用いているのに対して、液槽重合型(光硬化型)についても価格が下落するのに牽引される形で大きな成長を遂げており、コンシューマ向けの選択肢がさらに広がることを意味している。MakerBot社やUltimaker社などのコンシューマ向け大手の成長率が非常に高い一方で、低価格なコンシューマ向け3Dプリンターを販売することで利益を生み出すXYZprinting社のような中国メーカーの出荷数についても着実に増大している」とKempton氏は続けた。

アナリシス部バイスプレジデントのRachel Lashford氏は、「Voxeljet社のようなベンダーは性能面を強化しており、このことは2014年第4四半期の印象的な実績からも裏付けられている。多くの3Dプリント関連企業は、2016年にマーケットへ参入するHP社の動きに対応する形でR&Dを強化している。一方で、より伝統的なテクノロジーカンパニーがこのマーケットにおける目標を探している姿も見られた。Intel社は、来るべきHP社の「Multi Jet Fusion」用i7プロセッサーの供給や自社の3D RealSenseカメラをスマートフォンやDell社「Venue Pro 8000」のようなタブレットへ搭載するといった形で、その生産力を強みとして主たるプレイヤーとなりつつある。現状では、これらの端末が提供する3Dスキャニング能力には制限があるが、ハンドヘルドデバイスを通じた将来のコンシューマ向けコンテンツ世代への道を開く原動力となる」と述べ、「この市場への参入コストが低下するにつれて、継続的な新規参入と定期的な新技術の勃興が見られる。Voxel8社やCarbon3D社のような企業が、独自の材料出力特性や革新的な技術的能力、あるいは造形速度の向上などによって自社製品を特長している。これら企業は、その驚くべき成果物によって世界中の報道機関の興味を掻き立て、間もなく企業買収のターゲットとなるだろう。Canalys社は2015年には3Dプリント業界でこれまでにない数の企業買収が行われると予想している」と続けた。

More Information

お問い合わせ

この記事は業界ニュースとなりますので、当サイトではお取り扱いのない製品・サービスの場合がございます。

ご相談・お問い合わせ

ニュース一覧

ニュース一覧の最後です

PAGE TOP