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MSC Software社が「MSC Nastran 2016」および「Patran 2016」をリリース

2016年6月6日

2016年6月2日 アメリカ カリフォルニア州 ニューポートビーチ ―― MSC Software社は2016年6月2日、「MSC Nastran 2016」および「Patran 2016」をリリースした。MSC Nastran 2016は、動的なパフォーマンスと速度の改善、および新たな連成解析ソリューションを提供する。Patran 2016は、非線形解析や疲労解析機能への対応を強化している。

MSC Nastran 2016の主な特徴

パフォーマンス
MSC Nastran 2016では、共有メモリー並列計算による改良型ACMS(自動コンポーネントモード合成)メソッドを用い、ユーザー生産性向上のためにより多くのコアを効率的に使用し、より優れたパフォーマンスを提供する。16プロセッサー環境では、並列化効率は50%(パーセント)に達することが確認されている。大規模な行列計算や応力回復の総計算時間の削減のために共有メモリー型並列を活用することが新たに可能となる。4スレッドでジョブを実行することで75%の並列化効率を達成し、1プロセッサー環境と比較して3倍高速化される。
また、Intel MKL Paradisoソルバーを利用する場合のスケーラビリティが強化されたため、解析に要する時間が短縮される。
3次元回転運動
新規3Dモデリング機能により、ブレードや回転機械、タービン、ジェットエンジンなどのローター、ステーターの非対称コンポーネントをモデリング可能となり、回転運動解析の精度が向上している。この種のモデリングは、1次元または2.5次元モデリングソリューションでは不可能であった。3次元モデリングにより、ブレードごとまたはコンポーネントレベルで何が起こっているのかを局所的に観察できる。
運動とNVH
新たに、高次のシェルやソリッド要素から等価放射パワーの出力が可能となり、同時に、サーフェスおよび振動強度へ速度法線の出力が可能となった。また、MSC Nastranの周波数応答解析において、Actranによって生成される複数の負荷ベクトルを選択的に組み合わせることが可能となる。
加えて、Actranのアウトオブコアソルバにより、大規模多孔質弾性体材料解析の効率が改善されている。
最適化
今回のリリースでは、自動マルチスタートグローバルメソッドと勾配法局所最適化手法とを組み合わせた、Global Optimization(大域最適化)が新たに導入された。この手法により、最善の実現可能な解決策を見出すために、設計空間全体を探索する。この新機能は、自動車産業や航空宇宙産業向けに、安全性を担保しながら設計を最適化し、軽量化を目的として組み込まれている。 また、マルチモデル最適化では、異なるトポロジーを備えた異なる設計モデルの処理や、複合最適化を実行するための解析を行う。この機能は、より大規模な問題やモデルの数に制限されずに解析できるように強化された。
MSC Nastran内蔵疲労解析
ほかの疲労ソルバーとの連続性を維持し、計算速度の高速化と疲労ダメージ要素をより現実的なものとするために、平均節点応力および歪みが用いられる。
モデルの表面に2次元応力状態を作成するために、スキニング機能が導入されており、計算点の削減や、多軸評価および3次元ソリッド上の校正を可能としている。
非線形解析の改良
セグメント間接触アルゴリズムを備えた梁接触解析の導入により、一般的な梁交差や二層構造チューブ、オフセット梁に対応すると共に、計算コストの削減と精度の改善を実現する。
陽解法
時間依存型粘弾性クリープモデルや熱弾粘性プラスチッククリープモデル、コンクリート材料のRiedel-Hiermaier-Thomaモデルに代表される、複雑な材料の振る舞いをシミュレートするために、三つのモデルが新たに導入されている。
SPHパーティクルを変換するアダプティブソリッド要素により、要素欠陥後の断片の効果のシミュレートに効果がある。
リザルト
従来のリザルトフォーマットに加えて、MSC Nastran 2016では新たに、PythonやJava、およびC++からのアクセスが容易なオープンフォーマットであるHDF5規格に基づいたリザルトデータベースを導入している。
また、より読みやすいフォーマットで出力ファイルデータを提供できる新規ユーティリティが利用可能となる。

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