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Dassault Systèmes社がCST社を買収

2016年7月25日

Dassault Systèmes社 2016年7月21日

2016年7月21日 フランス ヴェリジー ヴィラクブレー ―― 3DEXPERIENCEカンパニーであり、3次元設計ソフトウェアや3Dデジタルモックアップおよび製品ライフサイクル管理ソリューションにおいて主導的な地位にあるDassault Systèmes社は2016年7月21日、電磁気、エレクトロニクス解析分野におけるテクノロジーリーダーのCST(Computer Science Technology)社を、2億2000万ユーロで買収する方向で正式合意したことを発表した。フランクフルト近郊に本社を置くCST社を買収することにより、Dassault Systèmes社は、同社のインダストリーソリューションエクスペリエンスを補完し、3DEXPERIENCEプラットフォームに完全な電磁気解析機能を加え、現実に即した連成解析を可能とする。

CST社のCST STUDIO SUITEソフトウェアは、2,000社以上のハイテク企業や輸送機器、航空宇宙、防衛関連企業、エネルギー産業などの電気システム設計プロセスにおけるあらゆる段階で、全ての電磁気効果を評価するために利用されている。顧客企業には、Airbus Defence and Space社、Boschグループ、Frauscher Sensor Technology社、Sirona社などが含まれている。2015年のCST社の総売上はおおよそ4700万ユーロであった。

Dassault Systèmes社副会長兼CEOのBernard Charlès氏は、CST社の買収について「ネットワークに接続可能なスマートプロダクトやIoTデバイスの開発のための連成解析戦略において、電磁気解析は必須の要素です。なぜなら、これらの製品を開発するためには、複雑な設計から始まり、周辺環境に対する安全性や信頼性、およびパフォーマンスを確保するまでに至る全てにおいて、電磁気的振る舞いを考慮する必要があるからです。製品と自然、そして生命との間での素晴らしい調和を達成するようなイノベーションを探索し、促進し、そして達成するために3DEXPERIENCEを提供することが我が社の使命であり、CST社の買収はその一助となるでしょう」とコメントしている。CST社マネージングディレクターのBernhard Wagner博士は、「顧客が日々直面している、設計上生じる難題について、我々は肌で知っています。極めて堅牢な製品やシステムを開発するために、連成解析はますます設計段階で評価されるべき状況となっています。現実的なシミュレーションのための業界標準として位置づけられる我が社の技術と、我が社の顧客のニーズを叶えることを両立していくと言う目標を追求するうえで、3DEXPERIENCEプラットフォームは理想的な基盤となります」と述べている。

CST社の顧客への継続的なサポートを提供する一方で、Dassault Systèmes社は、6億ユーロにも達する電磁気解析マーケットを視野に入れ、構造機構解析やマルチボディシステム解析、熱流体解析を備えた既存のインダストリーソリューションエクスペリエンスへCST社のソリューションを統合するとしている。このことは、自動運転車やコネクテッドホーム(家の中のIoT機器が自動的にインターネットへ接続される)、医療機器やウエアラブル端末、そのほかのスマート製品群の連成解析とマルチスケール解析を行ううえでの新たな業界標準を打ち立てることになるだろう。

全周波数領域とあらゆる長さ尺度にわたって電子部品やアンテナ、電気機器や電気機械製品の機能をシミュレートするための信頼性の高い電磁的な振る舞いモデルを迅速に作成し、解析可能となる。同時に、複雑な電子システム設計に必要な設計合成ツールや解析ツールへのアクセスも可能になるとしている。

CST社の買収費用は現金で支払われる。買収は、ドイツおよびオーストリア両国の独占禁止承認を含む先行条件の履行をもって完了、CST社の買収処理は直ちにDassault Systèmes社の収益に取り込まれる。

完了は2016年第4四半期を予定。

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