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Siemens PLM Software社が「NX 11」をリリース

2016年9月12日

Siemens PLM Software社 アメリカ マサチューセッツ州 ボストン 2016年9月8日

2016年9月8日 アメリカ マサチューセッツ州 ボストン ―― Siemens NXの最新版となる「NX 11」は、Convergent Modelingによって、デジタル製品開発へ新たな躍進をもたらすものとなる。Convergent Modelingは全く新しいモデリングパラダイムで、時間を浪費するデータ変換を不要とし、ファセットやサーフェスおよびソリッドの組み合わせからなるジオメトリに対する作業を大幅に単純化する。この種の技術としては初めてとなるConvergent Modelingは、3Dプリント用の部品設計を最適化し、設計プロセス全体で作業を高速化するために有効である。そのほか、リバースエンジニアリングを従来よりも遥かに身近で効率的、かつ実践的な製品開発手法とするだろう。

加えて、NX 11では、新たに発表されたSimcenter 3Dソフトウェアによる次世代3D CAEや、ロボティクスマシニングまたは生産性を改善するためのハイブリッド積層造形のようなツールによるCAM生産性の改善など、統合されているCAD / CAM / CAE全体で複数の機能拡張が実施されている。

Siemens社プロダクトエンジニアリングソフトウェア部門バイスプレジデントのJoe Bohman氏は、「Convergent Modelingのような、デジタル製品設計におけるゲームチェンジャーであると確信できる、イノベーティブな機能を提供するために、Siemensは中核製品群への継続的な投資を行っています。ファセットジオメトリを用いた作業を効率的に行ううえで、Convergent Modelingは決定的なツールになるであろう。他に類を見ないこの技術によって、時間とコストを大きく削減するだけでなく、スキャナーから取り込んだジオメトリに対して作業を行う際にミスの生じやすい再処理を減らせるでしょう。また、3Dプリント用に部品を最適化する段階で生じていた、従来のCADモデリングに起因する限界をも取り除けるでしょう。NX 11は、顧客企業が製品開発における全く新しいレベルの創造性についてより理解していただくために、設計プロセスを単純化すると共に、積層造形の進化へ対応します」と述べている。

製品設計は、利用可能な材料や製造方法にある程度制限される。積層造形のような新技術は、より高いレベルのパフォーマンスを発揮しうる形状を備えた設計への道を開く。当然ながら、従来のCAD技術は従来型の製造手法に対応することを前提としており、設計を積層造形へ最適化するには限界がある。Convergent Modelingは設計者に対し、積層造形によって可能となった材料や技術を活用し、新しい最適な形状を迅速に作成できるだけの柔軟性を提供することで、これらの限界を取り払うものである。

同様に、Convergent Modelingはスキャンされたデータに対する作業工程を単純化する。設計プロセスの一環として、医療や自動車、消費財など、さまざまな業種でスキャンされた3Dデータを利用する機会が増えている。既存の設計物のリバースエンジニアリングは、従来は非常に高価で、時間を要するプロセスであった。というのも、スキャンによって得たデータは、そのデータを活用してモデリングを行う前に、ファセットジオメトリからサーフェスやソリッド形態への、手動での変換を必要とするからである。

実際に、不正な形状を3Dプリントや金型設計、あるいは解析その他の用途で使用する場合には、それらに適する再加工のために大きな労力が要求される。リバースエンジニアリングプロセスを実施する場合には数日から数週間を要する。Convergent Modelingでは、スキャンされたデータをNX 11で直接作業可能なファセットとして取り込むことで、この種の作業の必要性を大幅に削減している。このため、サーフェスのマッピングやソリッドの作成、およびあらゆる手動での形状作成が不要となっている。

Convergent Modelingにより、形状に依存する金型の作成やアセンブリへの組み込み、解析、および他の通常のCAD操作を実行するために、スキャンされたデータの利用を即座に開始可能となる。NX 11に組み込まれた新規3Dプリント機能は、ユーザーがNX上で直接設計データを3Dプリントを可能とし、積層造形プロセスを著しく単純化する。この進歩的なスキャン・編集・出力ワークフローは、Microsoft社の新たな3Dプリント機能を用いると共に、広範な互換性を確保するために3MF形式に対応している。

そのほか、幾つかの高度な機能拡張が導入されている。NX 11では、製品パフォーマンスを予測するための全ての解析機能がSimcenter 3Dによって駆動される。独立したアプリケーションとしても利用可能なSimcenter 3Dは、NXユーザーが設計と解析作業との間で移動できるようにシームレスなエクスペリエンスを提供する。これにより、クラス最高レベルのジオメトリ編集と参照的解析モデリング、および業界ノウハウを取り込んだ連成ソリューションを組み合わせることで、解析プロセスを加速させる。高速かつ高精度なソルバー群により、構造、振動、流体、熱、機構、および複合材料解析に加えて、最適化や連成解析が実行可能である。NX 11では、回転機械の解析とモデリング用の新機能や、内装および外装の振動解析のための新規環境、および複合材構造の疲労解析用の強力な機能拡張が、Simcenter 3Dへ実装されている。

NX 11で導入された製造向けの先進技術は、マシニング加工における柔軟性と精度の強化、プログラミング時間の削減、および部品品質の改善を行ううえで役立つだろう。NX CAMへ新たに導入されたロボティックプログラミング機能は、6軸以上のロボットを用いた大型で複雑な部品の精密なマシニング加工を可能とすることで、工場内でのマシニング加工の適用範囲を拡大する。ロボティックマシニングでは、仕上げ加工やバリ取り加工などの手動操作を自動化し、高品質な部品の提供のために反復性を改善する。加えて、拡張されたフィーチャ認識機能により、多数の穴を備えた部品のNCプログラミングを自動化することで、プログラミング時間を最大60%(パーセント)削減できる。NX CMM Inspection Programmingの新しい高速サイクルは、CMMリニア軸ではなくヘッドのみを移動して検査を行う。新規ヘッド接触法は、精度の改善に加えて、検査サイクルの速度を最大で3倍高速化する。

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