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今週のPickupニュース

2月第1週

SolidWorks Worldカンファレンス 2006

パート1- 先週開催されたSolidWorks Worldについて2週に渡りレポートを掲載します。今週はその前半です。


SolidWorks Worldが1/22〜25 ラスベガスのCaesars Palaceホテルで開催された。ここ数年同様、今年のイベントもセミナーと講演、展示会で構成されていた。SolidWorksによれば、このカンファレンスは世界最大のメカニカルCADショーとのことだ。SolidWorks 2006には3,500名強(動員数昨年比60%増)が訪れた。今年のイベントの主題は「Passion for Design(設計にかける情熱)」だったが、参加者の熱狂振りから判断すると、副題はさながら「Passion for SolidWorks(SolidWorksにかける情熱)」かもしれない。カンファレンスはSolidWorks社が依然改革的であり、3D CADのリーダーであることを物語っているように思えた。カスタマやパートナーからなるSolidWorksコミュニティは急速に成長している。


SolidWorks 2007のスニークプレビュー

SolidWorks社のゴールを説明するなら、「目前に迫ったSolidWorks 2007のリリース」と「世界征服」という2つの言葉でことが足りるだろう。私が思うに、SolidWorksは世界でもっとも広く使われている3D CADプログラムになることを望んでいるのだろう。SolidWorks 2007に装備されることが約束された機能のデモンストレーションを見聞きした限り、果たしてこれほど速い開発ペースにどうすれば他3D CAD企業がついていけるのだろうと思った。過去のリリース同様、SolidWorksは機械設計者のみならず、消費者製品設計者、靴デザイナー、自動車デザイナー、スタイリスト、エンジニアを含めたユーザーベースを広げている。2007に備わる一連の新機能はこの抱負を反映しているが、既存の機械設計者を満足させるには十分すぎるほどの新機能が盛り込まれている。SolidWorks 2007のリリースは今年夏に予定されており、カンファレンスのいたるところでそのデモンストレーションが実施されていた。


カンファレンス初日、最初の基調講演はJohn McEleneyによるもので、同氏は製品をこれまで以上にもっと使いやすくするというSolidWorks社の方針について語った。下記はその講演の概要である。


1. SWIFT - Feature Expert、Draft Expert、Mate Expert
John McEleneyはSolidWorks 2007に備わる「SWIFT」と名づけられた一連の主要新機能をデモンストレーションした。これは「Intelligent Feature Technology platform」の頭文字である。SWIFTシリーズは、設計者がCADではなく、エンジニアリングにもっと集中できるようにするためのステップ自動化用プラットフォームに発展しつつある。Feature Expert と Draft ExpertはSWIFTの新ツールの1つで、ラスベガスのSolidWorks World 2006ステージでデモンストレーションされていた。フルリリースにはMate Expert、Sketch Expert、Tolerance Expertが加わる予定。


SWW 3-初日の基調講演を聴く観客


ソリッドモデリングフィーチャが壊れた時に現れる「What's Wrong」ダイアログボックスをよく知るSolidWorks 2006ユーザーは多くいるはずだ。John McCleanyは、かなり複雑なメカニカルパーツの寸法を修正し、そのパーツを再構築しながら「実際に見たことのある人はどれくらいいますか?」と問い掛けた。パーツ修正時のフィーチャの「ブレイク(破壊)」は、SolidWorksや SolidEdge、Pro Engineer、Inventorのようなフィーチャベースソリッドモデリングシステムにおけるよくある問題である。


SWW 4-Feature Expertが壊れたフィレットを修正


SolidWorks 2007には、パーツ修正時に壊れたフィーチャを自動的に修正する新機能Feature Expertが装備される。デモンストレーションでJohn McCleanyが見せた例は、さまざまな半径のフィレットが多数施されたパーツであった。パーツの長さを変更すると、半径を算出するのが不可能なためにフィレットのいくつかが壊れた。Feature Expertは壊れたフィレットフィーチャを1つ1つ検証し、パーツが生成できるように半径を修正した。

他に、モールド設計でしばしば必要となる設計である「サーフェスの抜き勾配」の自動化を補助するよく似たツールDraft Angle Expertがある。また、数ある新機能の中でTolerance Expertがデモンストレーションされ、自動スタックアップ解析を実行して見せた。いくつかの新しいメーティングフィーチャはギアやシャフトのアセンブリを自動化する。


2. ファイルサイズの縮小 - SolidWorks 2007ではSolidWorksパーツファイルは最大50%まで小さくなる。


3. COSMOSMotion解析ソフトウェアがSolidWorks Office Premium(昨年バンドルとして発表され、SolidWorks Office ProfessionalやSolidWorks Routing、COSMOSWorks Designerすべてを含む)の一部として実装される。


4. 3DインPDFファイル - 3DインPDFは新しいテクノロジではないが、SolidWorks 2007なら、SolidWorks ファイルをAcrobat PDFファイル内部で、3Dモードでビューイングできる。しかも、PDFドキュメント上で3Dイメージを回転/ズーム可能。


次週、自由形状フィーチャ等のさらなる2007機能や次世代エンジン、SolidWorks Worldでのサードパーティ展示、その他カンファレンスのハイライトをレポートします。

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