Dassault Systemes社が、「Dymola 7.0」を発表
3次元設計・解析と製品ライフサイクル管理ソリューション(PLM)の世界的リーダーであるDassault Systemes社が、同社のグループ企業Dynasim社が開発するModelicaベースのモデリング・シミュレーション用ソリューション「Dymola 7.0」を発表した。新バージョンでは、オブジェクト指向モデリング言語「Modelica3.0」と「Modelica Standard Library 3.0」を新たにサポートしている。
“Dynasim社の「Dymola 7.0」が「Modelica3.0」をサポートしたことを大変喜んでいます。「Modelica3.0」は、高いパフォーマンスとエラーチェック機能を有しながら、大規模で詳細かつ高次元のモデルの開発とそのメンテナンスに対する要望に応えるべく言語仕様を進化させながら2007年9月に発表されました。新しいModelicaライブラリィの開発のためにModelicaのコミュニティでは、さらに投資額を増やしています。Dassault Systemes社とドイツ航空宇宙局(DLR)によってスタートしたTEA2 EUROSYSLIBプロジェクトが、パートナー20社と100名を超えるメンバーを加え、これからもModelicaのモデル・ライブラリィの開発に力を注いでいくでしょう。”とドイツ航空宇宙局(DLR)、ロボット・メカトロニクス協会、そしてModelica Associationの代表として活躍するMartin Otter氏は述べている。
「Dymola 7.0」は、モデリングやシミュレーションにおいて優れたパフォーマンスおよび精度を実現する機能拡張がなされている。
・ 「Modelica 3.0」言語のサポートによるモデル・ライフサイクル管理の改善。コンポーネントの再利用によるモデリングは、変数と方程式に関する強化と単純化を可能にする。
・ 自動車のパワートレインや車体、エンジン、電子制御機器向けの電気、気化器、熱、制御系コンポーネントを含んだ「Modelica Standard Library 3.0」によるモデル・ライブラリィの拡張。
“「Dymola 7.0」は、複雑な製品に対する設計やシミュレーション向けの重要なステップになります。オープンなModelica言語をベースにした広範囲な専門分野におけるライブラリィの組み合わせと「Dymola 7.0」自体の機能強化は、「Dymola」をユニークで比類のないソリューションにしました。競合他社との差別化とタイム・ツー・マーケットの短縮化を可能にし、増加する製品開発に対する需要を満たしてくれます。”とDynasim社の創業者であるHilding Elmqvist博士は語っている。
Dassault Systemes社のシステム戦略の基盤として、「Dymola」のテクノロジーは「CATIA Systems V6」の中核となるであろう。