CIMdata社が2007年PLM市場の調査結果を発表
米国の調査会社CIMdata社の最新報告によると、2007年の世界の包括的製品ライフサイクル管理(PLM)市場は、期待値を上回る13.5%の成長率を記録し、243億ドルに達した。
世界的な不景気が続くと予想される中で、PLMの価値があらゆる規模の企業によって正当な評価を受け、PLMの成長は当初の見込みを超えるものとなった。CIMdata社のディレクターKen Amann氏によると、PLMへの投資は今後5年以上に渡って堅実に増加し続け、2012年までには9.8%の年複利成長率、市場規模およそ400億ドルに達すると予測されている。
広範囲な技術に支えられたPLMは部署をまたがったコラボラティブな製品定義情報の作成、管理、展開、利用などを実現する戦略的ビジネスアプローチの一つである。このアプローチによって、効率向上、コスト削減、品質改善を達成でき、さらに先進的な製品をこれまでより早く市場に送り出すことが可能になる。CIMdata社が調査したPLM構築済みの企業においては、投資収益率が100%から300%にまで及んでいる。
「PLMが持つ重要なビジネス上の価値を企業の役員が認識し始めたことが、このPLM導入アプローチの実践に拍車をかけていると言えるでしょう。これらのシステムの導入は、製品戦略の立案と製品計画の実施段階から製品エンジニアリングや生産エンジニアリング、さらに製品のメンテナンスやサポートにいたるまで幅広い領域に及びます。」とCIMdata社の社長Ed Miller氏は語っている。
Miller氏は、「PLMがビジネスに与える広範囲な影響を考えれば、このアプローチは重要な投資であると言えます。今後数年間、PLMはより良い業務成績を収めるためのソリューションとして、不安定な世界経済の中で、“食うか食われるか”の競合状態を生き残る上での必要不可欠なものと見なされているのです。」と続けている。