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3次元CADにおけるワークステーション利用のメリット

PCとワークステーションの違い
  1. 電源の安定供給
  2. メモリーエラーの修正機能
  3. 高速グラッフィクスの搭載(CADで必要なOpenGLをサポート)
  4. エアフローの専用設計(筐体内の熱の効率排気)
  5. 低騒音設計

3次元CADは上記の利点により、ワークステーションにて最大のパフォーマンスを発揮する事が可能です。

写真 HPワークステーション

1.電源の安定供給

ワークステーションは、ビジネスに使うコンピュータです。高度なCADプログラムは、グラフィクスボードや各種CPU、ECCメモリ等の電圧、電源供給を安定して供給しなければなりません。HPワークステーションでは、SolidWorksをはじめとするCADプログラムに必要な安定電源を確保する電源ユニットが組み込まれており、尚且つ低電力化も可能としております。PCではここまで徹底された電源ユニットを通常搭載しておりません。

HPワークステーションの電源装置は、80%以上の電源変換効率を持つ製品に与えられる「80 PLUS」を取得し、電力の無駄を極力排除しています。同時に処理性能も向上しているので、より少ない消費電力で、より高い性能を実現。グリーンITに寄与します。

2.メモリーエラーの修正機能

ワークステーションはPCと違いECC対応メモリを使います。ECCとは「error checking and correction」の略で、メモリーに発生したエラーを自動的に訂正する機能です。そのためより高い信頼性が求められるワークステーションやサーバーで利用されます。 ECCメモリは、モジュール上にチップが9個搭載されます。ECCなしのメモリーよりもチップが1個多く搭載されているのは、エラー訂正用データを記録するためです。レジスターチップは、チップセットとメモリーの間でやり取りする信号を、安定化させる機能があります。またレジスターチップを搭載すると、1つのメモリーモジュールに、多くのメモリーチップを搭載できるようになり、より大容量のメモリーが実現できるようになります。 WSは64ビット化でも大容量のメモリを安定的に使うことが可能です。

WSに搭載するDDR3企画メモリーは、8ビットずつのprefetch機能(CPUがデータを必要とする前にメモリから先読みして取り出す機能)をそなえ、理論上DDR2 SDRAMの2倍のデータ転送速度を得られます。またDDR2より低電力で駆動します。

SolidWorksでは、CPU、チップセット、メモリを効率良く利用しております。WINDOWS 7では、更にメモリ効率が向上しており、レスポンスアップが可能となりました。

3.高速グラッフィクスの搭載

3次元CAD では、グラッフィクスボードを積むことで高速なモデル表示が可能となります。nVIDIA社やATI社のボードが搭載可能です。ゲーム用のGeforceとの比較をされますが、安定電源供給やOpenGL対応をするためにnVIDIA社のQuadroシリーズが必要です。また、この両者のグラフィックスボードは、3次元CADの高速表示のために、特殊なコマンドを採用(VOB機能)し、3次元CAD用にチューニングがされていることもあります。PCでは完全に不可能です。

その他、PCとWSは、大電力が必要なグラッフィクスボードへの安定電源供給設計や、熱効率設計、PCI Express2.0 x16の採用で、3次元CADとグラッフィクスボードを最大限引き出します。

4.エアフローの専用設計

3次元CADの高速動作は、各種の熱を発生するコンピュータを最高の性能を引き出すために、筐体設計において、高度なCFD(Computational Fluid Dynamics=数値流体力学)モデリングツールを使用し、エアフローを詳細にシミュレートすることで、筐体内の熱を効率よく外部に放出するエアフローを開発。オーバーヒートを防ぐための最適なレイアウトを実現しています。これが、WSの隠れた秘密です。

5.低騒音設計

3次元CADをHP-WSを使い設計に集中できる一因に低音設計が際立ちます。PCでは狭い筐体で熱を逃すためにファンの騒音が目立ちます。WS専用の冷却ファンを開発し、回転数を高精度で制御することで、ファン自体の発熱や稼動音も抑制します。

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