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データ管理にはSOLIDWORKS Enterprise PDMがお勧め

SOLIDWORKS Workgroup PDMとSOLIDWORKS Enterprise PDM、一体何が違うの?

SOLIDWORKS製品群のデータ管理ツールには、SOLIDWORKS Workgroup PDM(以下、Workgroup PDM)とSOLIDWORKS Enterprise PDM(以下、Enterprise PDM)があります。どちらもデータ管理に必要な機能を搭載しています。Workgroup PDMはSOLIDWORKS Professional以上のパッケージに既に搭載されているため、そのまま利用できる利点があります。一見してデータ管理を行う上でEnterprise PDMの必要性を感じていないユーザーも多いかもしれません。

しかし、Workgroup PDMとEnterprise PDMでは、セキュリティやステータスなど各種設定できる項目や自由度が大きく異なります。

違い1.インターフェース

Enterprise PDMはPDMシステムが Windows に完全統合されているため、CAD上からはもちろん、Windows エクスプローラーから直接管理データへアクセスできます。

Workgroup PDM管理データにアクセスするためにCADやその他のスタンドアロンツール(SOLIDWORKS Explorer)を起動する必要がある。
Enterprise PDM
  • エクスプローラー上のタブを切り替えることでeDrawingsのプレビューをはじめ、プロパティや参照先・使用先、BOMなど、さまざまな情報を瞬時に表示できる。
  • 多くのユーザーが使い慣れた環境でそのままPDMシステムを使用できるため、短期間で使用方法を習得できる。

Enterprise PDMのインターフェース

Enterprise PDMのインターフェース

違い2.アクセス権のコントロール

Workgroup PDMステータスやデータを保管するプロジェクト(フォルダ)に対して書き込み・読み取り権限の設定しかできない。
Enterprise PDM
  • 単純な書き込み・読み込みの他、ユーザーごとに実行可能なオペレーションを制御できる。
  • 特定のユーザーにだけチェックアウト、ステータス変更、更新を許可するなど、使用環境に応じた詳細なアクセス権を設定できる。

Enterprise PDMは細かくアクセス件を設定できる

Enterprise PDMは細かくアクセス件を設定できる

違い3.ワークフロー設定

Workgroup PDM業務に合わせたステータス作成はできるが、ステータスを変更する順序やルールを構築できない。
Enterprise PDM
  • 業務に合わせたステータス作成に加え、トランジションを設定することでステータスの変更順序を制御できる。
  • トランジションでは、ステータス変更を実行できるユーザーや変更を伝える「通知」設定ができる。業務工程に合わせたステータス変更や担当者への連絡をPDMシステム上で管理できるため、人為的なミスや連携の遅延を解消。

Enterprise PDMはステータスの変更順序や独自のルールを適用できる

Enterprise PDMはステータスの変更順序や独自のルールを適用できる

違い4.SQL Serverによるメタデータのデータベース管理

Enterprise PDMは次の二つのサーバーでデータを管理する点が大きな特長です。

  • データベースサーバー:参照情報・属性などのメタデータを管理。
  • アーカーブサーバー:実データを管理。

Workgroup PDMPDM内で管理するプロパティやファイル間の参照関係、バージョンなどのメタデータをすべてサーバー内で作成されるテキストファイルにて管理する。そのため、データの堅牢性や正確性に欠けるという問題がある。
Enterprise PDM 外部からのアクセス防止や処理中に障害が発生した場合の整合性維持、データの堅牢性が確保され、常に正確・安全に実データとメタデータを管理できる。

違い5.拠点間の同期、柔軟なサーバー構築

Enterprise PDMでは、拠点間でのサーバー同期を行い離れた設計環境でもサーバー内の設計データを共有して管理・活用できます。また、システム構築時には実データ管理、データベース管理、ユーザー管理を複数のPCシステムを分散できるため、システムの仕様環境に合わせたサイジング、スケーラブルなシステムを構築できます。

違い6.容量、ユーザー数

Workgroup PDM数人~10人程度の小規模チームでの使用を前提とした簡易PDMシステム。
Enterprise PDM
  • 約200人前後の大多数ユーザーでの使用、大容量のデータに対応できる。
  • 小規模環境から大規模な設計環境まで幅広く対応。効果的なデータ管理ソリューションの提供を実現し、さまざまな環境で設計業務の効率化を図ることができる。

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