総延長7,500キロの線路平面図を最新鋭CADで電子データ化。立体画像の「鉄道GIS」を構築
ジェイアール東日本コンサルタンツ株式会社
鉄道の土木、保守や沿線の施設・設備等の資産管理に欠かせない線路平面図。東日本旅客鉄道株式会社では長年紙図面を使用していたが、総延長7,500キロメートルをカバーする線路平面図は約4,800枚にも及び、保管の手間はもちろん、支社や外部委託先がそれぞれに図面を更新するため、更新情報が共有されにくいという問題もあった。そこでJR東日本の100%子会社であるジェイアール東日本コンサルタンツ株式会社は、すべての線路平面図の電子データ化を実現。さらに高精度衛星写真や3次元地形モデルなどと組み合わせた立体画像の「鉄道GIS」を構築した。