CIMdata社が『PLMマーケット分析 2012』をリリース

2013年 4月22日

2013年4月11日 アメリカ ミシガン州 アナーバー ―― PLMソリューションのマネージメントコンサルティング及び調査企業であるCIMdata社から、2012年のPLM市場動静を分析した、『PLMマーケット分析 2012』をリリースした。

同書において、CIMdata社社長のPeter Bilillo氏は『2012年のPLM市場は、依然として成長を続けているものの、後半の2四半期の成長実績は多くのPLMソリューションプロバイダにとって満足のいかないものでした。しかしながら、企業内の全てにおいて構造的な改革を要求する"ニューノーマル"というビジネス環境は、製造業に携わる企業がPLM戦略を追求し、実行する原動力であり続けています。また、ソーシャルネットワークを自由自在に活用できる新世代の労働者と、彼らの求める情報交換・共有手段は、企業のプロジェクト遂行様式に影響を与えるに至っています。これらの大きなムーブメントを後押しするため、CIMdata社では、Social Product Development & Collaboration PLM Knowledge Councilを主催し、製造業とソリューションプロバイダ双方について重要な議題を調査・検討しています』と語り、続けて『エマージングマーケット、あるいはエマージングカントリーの製造業には成熟した先進国のそれに劣らないだけの可能性が今でも秘められていると信じています。』と結論付けている。

また、CIMdata社調査部門バイスプレジデントのStan Przybylinski氏は同書において、『2012年のPLMマーケット動向は、序盤においては2011年に匹敵する力強いものでしたが、下半期では減速し、総数としては我々の予測を下回る結果となりましたが、MCADを初めとするいくつかのセグメントにおいて成長率が鈍化する一方で、シミュレーションや解析(S&A)分野では著しい成長率を記録しています。また、多くの企業は製品のライフサイクルや企業体全体がPLMから得られる短期的利益と長期戦略的価値の調査を続けています。CIMdata社では、PLMソリューションは長期的な戦略的価値の構築のために必要不可欠であると結論付けており、今年の市場統計と我々のエンドユーザーの声を反映したマーケットリサーチもまた、このことを裏付けていると言えるでしょう』とのコメントを寄せている。

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http://www.cimdata.com/news_events/press_release.html?press_release_ID=194