Corel社がCorelCAD 2014をリリース

2013年11月25日

2013年11月19日 カナダ オンタリオ州 オタワ ── Corel社は11月19日、同社のCorelCADシリーズ最新バージョンとなるCorelCAD 2014をリリースした。CorelCAD 2014は業界基準のCAD機能を備え、AutoCAD DWG形式に対応しており、高いコストパフォーマンスを持つソリューションである。CorelCAD 2014では、Windows準拠のリボンインターフェイスの組み込みや、画層ツールの強化、新しいDesign Resources、CorelDRAWグラフィックスのサポートなどを通じて、ユーザの正確な情報共有をサポートしている。

Corel社テクニカルグラフィックス部門のシニアプロダクトマネージャーであるKlaus Vossen氏は、『CorelCAD 2014は建築・エンジニアリング業界におけるスタンダードツールを低価格で提供し、競争力と高い費用対効果を備えたCADオプションを提供しています。低価格で使いやすく、dwgファイルとの互換性、CorelDraw機能や64bit コンピューティングへの対応など、プロのCADユーザに最適なソリューションと言えるでしょう。』と述べている。

最新のCorelCADシリーズは、ARES CADプラットホームをベースに開発されており、直感的なツール提供と設計ワークフローの強化を実現している。

新しいリボンUI

ほかの主要CADソフトウェアと互換性を持ち、Windowsユーザであれば抵抗を感じることなく使いこなせるように配慮されている。また2Dドラフティングと3Dモデリングのどちらにおいても、ワークフロー重視のリボンUIかクラシック表示のCADワークスペースを簡単に切り替えることができる。

新しいDesign Resource

Design Resourceが直感的で分かりやすいものに刷新され、さまざまなCADプロジェクトの場面でユーザはブロック、スタイル、図面やイメージなどの設計情報に容易にアクセスし、管理をすることができる。

強化された画層ツール

画層ツールの強化により、AutoCAD 2014で作成された画層の透明化機能が使われているdwgファイルにも対応するなど、一貫した条件下での作業が可能となっている。