MITコンピュータ科学・人工知能研究所が最大10種の材料を同時射出できる3Dプリンター技術を開発

2015年 8月27日

MITコンピュータ科学・人工知能研究所 アメリカ マサチューセッツ州 ケンブリッジ 2015年8月26日

MITコンピュータ科学・人工知能研究所は2015年8月26日、最大10種の材料を同時に射出できる低コスト3Dプリンター技術の「MultiFab」を開発した。多種の材料を同時に射出する上で生じる問題に対して、MultiFabシステムではインクジェット技術を応用し、ごく少量の感光性ポリマーからなる液滴を混合することで対応している。同機は3Dスキャナーを用いた造形精度の改善機能を搭載しており、各層を造形する度に欠陥を検知し、以後の造形作業にフィードバックすることで精度の高い3Dプリントを実現できるとしている。