Paradigm Imaging Group、「Scanning Master PRO Color」および「Scanning ARTS 2」の添付を発表
2016年 2月15日
2016年2月9日 アメリカ カリフォルニア州 コスタメサ ―― 大判スキャナーや大判プリンター、および多機能システムにおけるリーディングカンパニーのParadigm Imaging Groupは2016年2月9日、今後販売される全てのGraphtec社製スキャナーに対して、スキャニング・MFPソフトウェアである「Scanning Master PRO Color」「Scanning ARTS 2」を添付することを発表した。
Graphtec社は、強力で使いやすい、カラー・モノクロの汎用大判スキャナー製造におけるリーディングカンパニーとして知られている。同社の大判スキャナーは、GISや地図作成からCADやAECなどさまざまな業種や用途で使用されている。同社製大判プリンターであるCSX500シリーズの新規購入時に、スキャニングおよびMFPソフトウェアを構成するScanning Master PRO ColorとScanning ARTS 2 for WINが添付される。この強力で使いやすいソフトウェアを追加料金無しに使用できるのはGraphtec社のみとなる。
<Scanning Master PRO Color>
Scanning Master PRO Colorは、画像ファイルの編集と管理を容易にすることで生産性を改善できる。同ソフトウェアは、画像の結合や自動歪み補正機能、背景色抑制機能、画像変形・結合機能、画像フィルターなどの有用な機能を持ち、サムネイル表示やファイル構造のツリー表示および検索機能などのファイル共有・管理機能を備えている。
同ソフトウェアの主要な機能は以下の通り。
データ補正機能
カラーまたはモノクロデータのスキャニング後に必要となる、斑点ノイズ自動除去、自動歪み補正、4点補正、複数画像結合機能などのデータ補正機能。
データ編集機能
オリジナルデータに基づく色一貫性、部分データ展開およびデータの編集機能、製図プロセスを支援する広範なテキストツール。
データ管理機能
多種多様な形式に対応し、ファイルの所在を即座に特定できる、ツリーやサムネイル形式で表示可能なデータ管理システムにより、スキャンされた画像やさまざまなアプリケーションで編集された画像の共有を支援する。また、包括的な検索機能も含まれている。
<Scanning ARTS 2 for WIN>
Scanning ARTS 2は、既存の大判プリンターとGraphtec社製スキャナーを結び付けることで大判コピーシステムを構成する。直感的で使いやすいインターフェイスを特徴とし、文書の種類や大きさ、あるいはモノクロ・カラーを問わず、設定を調整した迅速なスキャンと文書のコピーが可能。
使いやすさ
初期画面から、コピー、スキャン、印刷の三つの主要な機能を選択できる。また、機能ごとにメニュー画面が表示される。
コピーモード
スキャニングモードを選択し、続いてスキャン対象となる文書の大きさと種類を選択したのち、コピーボタンをクリックすると文書のコピーが行われる。文書はデジタル化され、指定したプリンターから印刷される。
スキャンモード
文書の種類とサイズを選択し、カラーまたはモノクロを指定したうえでスキャンボタンをクリックすると、文書のスキャンが行われる。バッチスキャニングワークフローにおいても、ファイル名の自動付与機能により、単純操作で実行できる。
印刷モード
ファイルを選択して印刷ボタンをクリックすることで文書を印刷できる。ファイルを選択すると、その大きさとその他のデータが表示される。文書サイズは自由に拡大または縮小が可能で、印刷枚数も指定できる。ファイル形式は、BMP、TIFF、PCX、JPEGをはじめとした21種類に対応している。
色調整
コピーまたはスキャン時には、色を変更できる。調整値は文書名で保存可能となっており、ボタン一つで再度読み込むことができる。
Paradigm Imaging Group代表取締役のRandy Geesman氏は、「Scanning Master PROとScanning ARTS 2を組み合わせることにより、Graphtec社製大判スキャナーは最高の価値を持つものとなります。Graphtec社の信頼性の高いスキャナーと柔軟性の高い多機能ソフトウェアは、顧客に対して真の利益をもたらします」と述べている。