TFT Labs社がCATIA V5-6R2016のサポートを発表
2016年5月16日
2016年5月10日 フランス ブロン ―― 3D技術とインターオペラビリティーにおけるリーディングカンパニーのTFT Labs社は、ウェブ上や携帯端末および独自の変換ソフトウェアにおいて、3Dコミュニケーションやコラボレーション用の革新的なソリューションを開発していると発表した。製品ポートフォリオにはTFTWeb(Web環境)やTFTPad(携帯端末)、およびTFT4iT(OEM向け製品)が含まれ、いずれもさまざまな種類のネイティブ形式3D CADデータ(機械CADやAEC、およびプロセス・プラント設計)を直接処理できる。
TFTLabs社の技術は、あらゆるネイティブ3D形式を、3Dソフトウェアのライセンスを必要とせずに読み込み、表示できる。
TFTLabs社製品は全ての主要な3D CAD形式をサポートしているが、今回の発表では、以下の通り最新のCADシステムへの対応を追加するとしている。
- DASSAULT / CATIA V5-6R2016(R26 code)
- ネイティブ形式のアセンブリおよびパーツ、CGR形式、および3DXML形式
- 処理可能なエンティティ
- アセンブリ、パーツ、表示または非表示、色、透明度、テッセレーション、正確な幾何形状、フィーチャ、PMI、ビュー、配管
- 拡張子
- CATProduct、.CATPart、.CGR、.3DXML
- アップデート対象製品
-
- TFTWeb(ウェブ3Dビューアー)
http://tftlabs.com/product1.html - TFTPad(iOSおよびAndroid用ネイティブアプリ)
http://tftlabs.com/product2.html - TFT4iT(3Dウェブ変換ツールキット)
http://tftlabs.com/product3.html - JSON3D Gallery
http://json3d.tftlabs.com
- TFTWeb(ウェブ3Dビューアー)
TFTLabs社CEO兼チーフサイエンティストのFrancois Chretien氏は、「CADインターオペラビリティービジネスにおいて、顧客からの最も大きな要望は、あらゆる種類の最新版CAD形式との互換性を確保することです。我が社がサポートする20種以上の形式について、この要望に応えるよう最も高い優先度を与えており、また我が社のWeb SoftwareはGoogle ChromeやFirefox、Internet Explorerなど主要なWebブラウザーで利用可能となっています。エンドユーザーは即座に、かつ透過的に利用することが可能です。我が社の無償JSON3D Galleryをぜひとも使ってみてください」と述べている。
また、同社COO兼クオリティアンドカスタマーサポートマネージャーのJean-Luc Brocard氏は、「今回のアップデートをリリースした我々の開発チームを誇らしく思います。我が社の技術により、単純なWebブラウザーから、一切の3Dソフトウェアライセンスを必要とすることなく、全てのネイティブ3D形式を読み込み、表示できるのです」と述べている。