Altair社、航空宇宙業界向けの新機能を「HyperWorks」へ導入

2016年 9月 5日

Altair社 アメリカ ミシガン州 トロイ 2016年8月31日

2016年8月31日 アメリカ ミシガン州 トロイ ―― Altair社のフラッグシップソフトウェアスイートである「HyperWorks」は、これまでに数多くの新機能を導入している。これらの新機能は、ワークフローの大幅な改善、およびモデル構築と応力解析ソリューションからなる完全な枠組みを航空宇宙産業へもたらした。

新規ツール群は、構想設計や全体および詳細な有限要素モデルの構築、ポストプロセッシングおよび認証レポート生成などの航空宇宙技術者の日々の作業における効率性を大幅に向上させた。

Altair社航空宇宙部門バイスプレジデントのRobert Yancey博士は、「今回のリリース(HyperWorks 14.0)では、航空宇宙産業界の解析技術者が遥かに効率的に作業を行えるでしょう。我々は、求められているワークフローを把握すること、CADモデルとCAEモデルおよび解析結果、さらにはExcelのような外部ツールとの間で自由に行き来できる環境を構築することに腐心しました。航空宇宙業界の顧客が、能率的なHyperWorks環境で業務を実施できるように支援できることを待ち望んでいます」と語っている。

具体的には、HyperMesh 14.0では、全体負荷モデルから、PLMやPDM、あるいはCADシステムと容易に共有可能な共通CAE Master Model Organizationに基づく詳細な有限要素モデルに対して、コンセプトモデルの構築ワークフローを適応させる。マスターモデルアプローチにより、個々のワークグループがサブアセンブリ上で作業を行える。これらは後にマージすることでグローバルマスターモデルとすることができる。同一モデルから異なるモデルを派生させるために構成管理を利用できる。

ウェアスイートに含まれる上記、およびその他の新機能や機能拡張は、同社製品の顧客であればオンデマンドで配信されるWebトとして視聴可能である。数週間以内に、Altair社製ソルバーに関するライブセッションが配信予定となっている。