InspectionXpert社が「InspectionXpert OnDemand 2.0」用サービスパックをリリース

2016年12月26日

InspectionXpert社 アメリカ ノースカロライナ州 アペックス 2016年12月19日

2016年12月19日 アメリカ ノースカロライナ州 アペックス ―― InspectionXpert社は2016年12月19日、業界屈指の検査計画ソフトウェアである「InspectionXpert OnDemand 2.0」用最新サービスパックをリリースした。同サービスパックには、InspectionXpert OnDemand 2.0の強力な能力を進化させ続けるための新機能が盛り込まれている。

これらの新機能は、エンドユーザーからのフィードバックを元に定められた優先度に応じて導入されており、FAI(初品検査)レポートや製造部品承認プロセスフォーム、およびレイアウト検査フォームなどの作成時に、より高速で生産性の高いユーザーエクスペリエンスをもたらすように設計された機能から構成されている。

また、InspectionXpert OnDemand 2.0のリリース初期の段階で認識されていたパフォーマンスや使い勝手に関する問題を解消するための機能拡張も導入されている。InspectionXpert OnDemand 2.0によってもたらされた多種多様な機能に伴い、InspectionXpertはパフォーマンスとエンドユーザー満足度を高いレベルで維持するため、さまざまな領域で追加的な開発が求められることとなった。

主な新機能

  • 2D PDF Publish for CAD data(CADデータの2D PDF出力)機能において、データの識別を容易に行うために、ビュー名や部品番号、およびリビジョン情報を各シートへ保存可能。
  • エラーログ出力機能の拡張。
  • CreoおよびPro/ENGINEER形式の図面へ対応。
  • 作業を保存せずにアプリケーションを閉じた場合にプロジェクトのバックアップコピーを保存する、Autorecoverオプションを追加。
  • Excelエクスポート用の新規トークンとして「公称値(テキストのみ)」を追加。これにより、特別な記号や様式を用いることなく特性の公称値を出力可能。カスタムレポートテンプレートの柔軟性が強化されている。
  • 必要に応じて異なるQualityXpertサーバーに対するパブリッシュ操作を可能とするため、ユーザーが構成可能なQualityXpert用パブリッシュロケーションを導入。

機能拡張

  • パフォーマンスおよび安定性に関する多数の改善
  • 図面比較およびユーザービリティ向上
  • さまざまなシナリオ分類におけるサブバルーン配置に関する不具合の修正