GRAPHISOFT社がARCHICAD 21とBluebeam Revuの連携機能を発表

2017年12月18日

GRAPHISOFT社 2017年12月13日

2017年12月13日 ―― 建築家や設計者向けBIMソフトウェアデベロッパーのGRAPHISOFT社は2017年12月13日、同社製の最新CADソフトウェアであるARCHICAD 21とBluebeam Revuとの連携機能を新たに発表した。同機能により、建築家やエンジニア、及びその他のプロジェクト関係者間でのコラボレーションを大幅に改善することができる。

同連携機能では、Revuで作成されたあらゆる注記が、ARCHICADネイティブの注記エントリとしてインポートされ、ユーザーによる操作を必要とせずに、設計モデル中の正しい位置に自動的に表示される。このため、RFIやRFCの処理速度が大幅に向上する。ARCHICAD 21は、Bluebeam Revuで発行された文書をレビューするプロジェクト関係者と建築家の間での完全なラウンドトリップワークフローをサポートする初のBIMオーサリングツールとなる。

GRAPHISOFT North America社のシニアBIMコンサルタントであるMonte Chapin氏は、「ARCHICAD 21では、PDFベースの優れた建設業向けコラボレーションソリューションと、有数の建築用BIMソフトウェアとの間でシームレスな連携機能を利用し、生産性の改善と時間の節約を図ることができます」と述べている。

Bluebeam社CTOのDon Jacob氏は、「Bluebeam Revuは、プロジェクトの協力者が同じ文書に対してリアルタイムで注記やコラボレーションを可能とすることで、設計プロセスを高速化します。ARCHICADとRevuの間での相互作用により、設計から建設と設計モデルへの組み込みを緊密に統合することが可能となります。これにより、プロジェクトライフサイクルを加速しながら、リスクを削減し、両ソリューションを活用したプロジェクトの効率を強化することができます」と述べている。

ARCHICADでは、専用のBluebeam Connectionパレットを提供し、レビュープロセス中に最も一般的に使われる機能へ直接アクセスすることを可能とする。ARCHICAD 21 USA Update 2バージョンでは同パレットをデフォルトで利用できる。他言語版においては、ダウンロードリンクが表示される。

Bluebeam Connectionに関する詳細情報

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