BASF社が新型3Dプリント用フィラメント2種を発表

2018年 4月17日

BASF社 2018年4月13日

BASF社は2018年4月13日、新型3Dプリント用フィラメントとなる、「Ultrafuse 316XL」、および「Ultrasint PA6 LM X085」を発表した。Ultrafuse 316XLはステンレス鋼混合フィラメントで、開放型FFF(熱溶解積層)式3Dプリンターを用いて金属部品を作製することができる。同フィラメントは、金属材料の混合率を高めるとともに、収縮率を事前予測可能な14~17%とし、粉末ベースの加工法と比較して、コストと安全性の両面で優位であるとしている。Ultrasint PA6 LM X085では、SLS(選択的レーザー焼結)法で使用可能な新材料。融点が193度のポリアミド6ベースの粉末で、標準的に使用されているSLS式3Dプリンターで容易に使用することができる。

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