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C3D Labs社がCAD視覚化モジュール「C3D Vision 2019」を発表

2018年12月17日

C3D Labs社 2018年12月13日

2018年12月13日 ―― C3D Labs社は2018年12月13日、エンジニアリングソフトウェア開発者向けC3D Toolkitの構成要素でCAD視覚化モジュールとなる、「C3D Vision 2019」を発表した。C3D Visionは、ポリゴンモデルの取り扱いに加えて、3Dアプリケーション内の視覚的なシーンの処理に対応する。
C3D Vision 2019では、ジオメトリックカーネルのC3D Modelerとより密接に統合されている。数学的モデルに基づいたシーングラフを自動的に生成したいような場合でも、デベロッパーが必要な関数呼び出しは1回で済むようになっている。
C3D Toolkitではすでに実装されていたマルチスレッド対応についても、C3D Vision 2019において新たに取り入れられている。同期モードまたはマルチスレッディングモードにおいて、視覚化するモデルに関し、ジオメトリの数学的表現に基づいてポリゴンモデルを計算するオプションが導入されている。オブジェクトの検索と描画もまたこれら2種類のモードで実行することができる。
最新版の3Dエンジンでは、現代的な3次元設計プロジェクトを迅速かつ容易に作成することを目標としている。ジオメトリックカーネルや幾何拘束ソルバー、およびファイルコンバーターといったC3D Toolkitのその他のソフトウェア開発モジュールと共に、C3D Visionはジオメトリの構築や編集、表示、および変換に至るまでの最も完全なソリューションをCADデベロッパーへ提供する。

C3D Vision 2019における新機能
C3D Vision 2019が備える新機能は以下の通り。
  • 直線寸法、径方向寸法、および角度寸法の計3種類のPMI機能を実装。寸法は順々に計測ツールへ適用することができる。
  • C3D Visionオブジェクト間の主となる通信形態をスロットと信号に変更。この変更により、ジオメトリオブジェクトと対応する表現との相互作用やカメラ制御プロセスとの相互作用、およびレンダリングフレームの更新などを記述するために必要なソースコードの量が削減される。
  • C3D Visionオブジェクトに関する追加的な情報を提供するメタデータを導入。このメタデータにより、オブジェクトの名前やプロパティが見つけやすくなるとともに、オブジェクトがあるクラスを継承しているか否かの確認が容易になる。
  • C3D Visionにおける新たな単純化されたイベントモデルとして、Nativeイベントが導入された。Nativeイベントは、マウスやキーボードなどの入力デバイスに起因するイベントを取り扱い、その他のデバイスをオーバーライドするために使用できる。
  • オブジェクト検知機能では、新たにマウスが移動したときに信号を生成することが可能となったほか、カーソルで指示されているオブジェクトを識別することが可能となった。カーソルによって検出されたオブジェクトの同一性をリストする構造体がスロットへ転送される。開発者は識別子を用いて、オブジェクトまたは数学的表現としてのプリミティブを検索することができる。
  • Cutting Planeツールでは、新たにOpenGLを用いて断面図生成を実行できるようになったことで、より迅速に結果を得ることができる。これは、ソリッドセクションのトポロジーを修正する従来の手法を置き換えるものとなる。マテリアルは個々の断面で別々に指定することができる。
C3D 2019を用いた開発者の作業
2019リリースにより、Visionエンジンのアーキテクチャは大幅な変革を迎えた。この変革により、顧客はオブジェクトを作成するだけでなく、オブジェクトを作成し、編集するためのプロセスを記述する機会を得ることになる。
C3D Vision社開発部門長のEdward Maximenko氏は、「我々はC3D Vision 2019において、CADデベロッパー向けのさまざまな既製のソリューションを備えた統合型アプローチを選択しました。C3D Visionはよりスケーラブルになり、そのために3Dアプリケーションの開発がより便利になります」と述べている。
同社の顧客の一つがROSATOM社のRussian Federal Nuclear Center VNIITF(RFNC VNIITF)で、C3D ModelerのジオメトリックカーネルとC3D ConverterとともにC3D Visionを導入し、CAEと計算のための製品を開発するために活用している。
RFNC Zababakhin All-Russia Research Institute of Technical Physics(RFNC ザババキン全ロシア技術物理研究所)は、2016年にC3D Toolkitのライセンスを購入した。C3D Toolkitの導入に伴い、同研究所はジオメトリックモデリングと完成ジオメトリのインポートおよびエクスポートのための所内ソフトウェア開発を同年から開始した。RFNC VNIITFのソフトウェア開発部門長のIgor Pavlov氏は、「我々は独自のツールを用いてグラフィカルデータを作成し、C3D Toolkit上に表示していました。しかし、2017年の終わりにC3D Visionの使用を開始するとともに新規ソフトウェアを開発しました。結果として、品質は改善され、シーン要素の出力は増加しました」と述べている。
価格と入手について
C3D Vision 2019は現在、C3D Toolkitの一部としてまたは独立して、無償での試用が可能となっている。

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