German RepRap社がDuPont社製ガラス強化3Dプリント材料および炭素繊維強化3Dプリント材料を発表

2019年 3月 5日

German RepRap社 2019年3月4日

German RepRap社は2019年3月4日、DuPont(デュポン)社との提携に基づいて、炭素繊維強化材料の「Zytel 3D10C20FL BK544 1.75mm」および繊維ガラス強化樹脂の「Zytel 3D12G30FL BK309 1.75mm」を発表した。これらの新たに発表されたフィラメントは、DuPont社の超低歪みナイロン材料テクノロジーをベースとするもので、既存の射出成形用強化材料に匹敵する特性を備えており、より強固な3Dプリント部品を求める産業界のニーズに応えられるよう設計されている。Zytel 3D10X20FL BK544 1.75mmは、炭素繊維を20%含むナイロンベースの黒色材料で、高い耐熱性と耐薬品性、耐溶剤性などの特徴を持つため、自動車や電気機器、家具、スポーツ用品など、さまざまな用途で用いることができる。Zytel 3D12G30FL BK309 1.75mmは、繊維ガラスを30%含み、最高166度に達する高い耐熱性や耐薬品性などの特徴により、自動車や電気機器、石油・ガス機器など、幅広い産業で利用可能としている。

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