Autodesk社が3次元CADソフトウェア「Inventor 2020.1」をリリース
2019年 7月18日
Autodesk社 2019年7月16日
Autodesk社は2019年7月16日、3次元CADソフトウェアの最新版となる「Inventor 2020.1」をリリースした。Inventor 2020.1の部品環境では、穴コマンドにおける既存ジオメトリの選択をより容易に行えるように、Allow point creation(点作成を可能にする)オプションが追加されている。同オプションにより、新規作成の穴を固定するためのスケッチ点が自動的に作成されるようになる。また、既存の3次元注記の注記平面を素早く変更する機能が追加されている。アセンブリ環境では、Design Acceleratorsへシャフトコンポーネントジェネレーターと同様の仕組みが導入されている。このオプションを無効とすることで、ディスク上にフォルダやサブアセンブリを作成することなく、個々のコンポーネントを直接アセンブリへ挿入することが可能となる。これらの変更に加えて、フレームジェネレーターの強化やBOMマネージャーの機能強化など、様々な改良が行われている。