Polymaker社とCovestro社がポリカーボネート系3Dプリント用材料3種を発表

2019年10月 2日

Polymaker社 2019年9月30日

Polymaker社は2019年9月30日、新たなポリカーボネート系3Dプリント用材料3種をCovestro社と共同で開発したと発表した。「Polymaker PC-ABS」は、ポリカーボネートとABSを混合し、ベース材料として自動車産業やIT産業で広く使われているCovestro社のBabyblendファミリーが使用されている。同材料は、高い耐熱性と良好な加工特性を備えた高強度材料となっている。「Polymaker PC-PBT」は、Covestro社のMakroblendファミリーから開発された材料で、PBTとポリカーボネートの特性とを掛け合わせ、強度と耐久性、および耐薬品性を高めている。「Polymaker PC-FR」は、Covestro社のMakrolonファミリーをベースとし、Polymaker社のナノ強化テクノロジーによる破壊靭性の高さを特徴としている。同材料は、UL94難燃性試験において、V0を達成しており、バッテリー筐体や航空宇宙産業のモーターマウントなどの用途に最適としている。

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