COMSOL社が連成解析ソフトウェア「COMSOL Multiphysics Version 5.5」を発表

2019年10月 4日

COMSOL社 2019年10月2日

COMSOL社は2019年10月2日、ボストンで開催されているCOMSOL Conferenceにおいて、同社製連成解析ソフトウェアの最新版となる「COMSOL Multiphysics Version 5.5」を発表した。COMSOL Multiphysics Version 5.5では、ジオメトリモデルをより容易に作成し、かつより多くの用途でパラメトリック制御することができるように、Design Moduleへ新規スケッチツールが導入されている。また、アップデートされたソルバーにより解析が高速化されているほか、Porous Media Flow Module(多孔性媒体フロー解析モジュール)およびMetal Processing Module(金属処理解析モジュール)が新たに導入されている。Porous Media Flow Moduleは、食品産業や医薬品産業における、さまざまな多孔性媒体の輸送解析を実施することができる。一方、Metal Processing Moduleでは、COMSOL Multiphysics環境内で溶接や熱処理、および金属積層造形などを念頭に置いた、金属相変化解析を行うことが可能となる。

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