Polyplastics社がボイド発生を予測する技術を発表

2022年12月 9日

Polyplastics社 2022年12月5日

Polyplastics社は2022年12月5日、同社製エンジニアリングプラスチック「DURACON POM」を用いた射出成形品における、真空ボイドの発生を予測する独自のCAE解析技術を開発したと発表した。従来、ボイド予測には流動解析の出力である体積収縮率などのパラメーターが用いられてきたが、実際の現象を再現できないため、その精度に問題があった。同社のボイド予測技術は、DURACON POMを使用した場合の樹脂固化過程における温度や圧力などの変数の変化を考慮したものとなっている。この技術により、形状や成形条件、ゲート位置の変化による影響を事前に検証し、ボイドの大きさや発生位置を可視化できるとしている。

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