スタンフォード大学の研究チームがマイクロエレクトロニクスに利用可能なナノスケールの3Dプリント材料を新たに開発

2023年 3月 7日

スタンフォード大学 2023年3月1日

スタンフォード大学の研究チームが、金属ナノクラスターと一般的なポリマーを結合させ、極小かつ軽量な格子構造を持つ材料を3Dプリントで作成する手法を考案した。この格子構造は、毛髪の数分の1の大きさであり、衛星やドローン、マイクロエレクトロニクスなどのアプリケーションに十分な軽量性と強度を備えている。骨の構造からヒントを得て着手したこの研究では、二光子リソグラフィー法を用いて同材料を毎秒100mmで3Dプリントすることが可能となっている。耐衝撃性に優れたこの3D材料は、前述のアプリケーションにおける壊れやすい機器の軽量化の実現につながるものとみられる。

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