建築BIM加速化事業 トピックス

代表事業者登録の再延長が決定

投稿日:2023年9月14日

本事業における「代表事業者登録期間」が2023年12月24日までの再延長が決定しました。また、これを機に、本事業への手続き円滑化を目的とした五つの情報公開、追加および見直しが実施されています。

これまでの代表事業者登録期間の都合で本事業の取り組みを見合わせ、保留とされている企業にはチャンスといえるので再検討されてみてはいかがでしょうか。

1.予算執行状況の早期公開

引用:建築BIM加速化事業実施支援室ホームページ。週に1回更新されています(https://bim-shien.jp/)

2.令和4-5年度 建築BIM加速化事業 補助金交付申請等マニュアル(第4版)の改訂発行

3.令和4-5年度 建築BIM加速化事業補助金 補助事業実施状況報告・完了実績報告等マニュアル(初版)の発行

4.補助事業実施報告(前倒し審査)手続きのスケジュール追加(下図2参照)

補助事業フロースケジュール

5.「BIMソフトウェア利用費」、「BIMソフトウェア関連費(PCリース料、ARゴーグルリース料等)」および「CDE環境構築費、利用費」の補助対象期間の原則の見直し(原則としてプロジェクト終了までの期間)

交付申請から交付決定(プロジェクトにかかる経費に関わる本事業の予算枠確保のための申請)に至る期間について

投稿日:2023年8月2日

交付申請時に提出する申請書類の完成精度によるところになります。申請書類の提出後には、本事業の事務局である実施支援室により審査、書類の不備の指摘や申請内容に関する質疑応答が発生します。このやりとりには一般的に2~3週間かかるとされていますが、交付決定に至るまで長くかかったケースでは3カ月かかった場合もあるそうです。

基本要件を満たさない場合以外、書類の不備や申請の取り下げがない限り継続審査してもらえる事業です。1度目の申請書類提出で交付決定に至るケースはほぼない傾向にあるので、早々に交付申請をし、実施支援室の指導を受け、修正を繰り返すことが交付決定への近道といえるようです。

建築BIM加速化事業予算の経過状況について

投稿日:2023年8月2日

本事業における補助金交付申請が予算額80億円に達した時点で、交付申請が打ち切りとなることは知られていますが「現時点における残りの予算額はどのくらいなのか」というお問い合わせをいただきます。

こちらは、2023年3月29日に開催された国土交通省による「建築BIM加速化事業の登録期限延長等に関する説明会」の中で公開された図1:3月24日の情報からの情報開示がなく、実施支援室に問い合わせをしても現時点では回答が不可のようです。

同説明会時にて公開された補助金の交付決定額の合計額が予算額の概ね70%を超えた頃から実施支援室のホームページなどで予定されている公開情報を待つこととなります。

図1 引用:建築BIM加速化事業実施支援室ホームページ「建築BIM加速化事業」の登録期限延長等に関する説明会(https://bim-shien.jp/index.php/seminar/)

国土交通省による参考事例の公開について(国土交通省ホームページ)

投稿日:2023年8月2日

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