CADdoctorは、3次元データを有効活用するために、データ変換・PDQ検証や修正、形状簡略化機能やリバースエンジニアリング機能、ほか多数の機能を一つにまとめたツールです。
変換先CADの特性を熟知したデータ検証・データ修正機能により、データ変換率を向上させます。加えてPDQガイドラインに沿った検証および修正機能の充実によってCADデータ品質そのものを向上させ、事前にデータ変換エラーを回避します。さらに形状簡略化機能の追加により、その範疇は解析や加工のためのデータ修正までに拡大。より広範囲な3次元データの活用を可能にします。
CADdoctor
データ検証・修正機能による3次元データ診断・修正ツール
現状の3次元データ変換の問題点
- 異機種3次元データからデータ授受した際に、「データが開けない」、「データに不要要素や重複要素が含まれている」、「面の一部が欠落している」等の問題が発生している。
- 受け取ったデータの検証や修正をする作業に時間がかかる。
- 高品質を保つために、PDQ検証をする必要がある。
- 簡略化した解析用モデルを作成するのに時間がかかる。
ご注意
設定トレランスの相違によるシステム間の違いにより、上記のような問題が起こります。CADdoctorを使い、高品質なデータに変換することで、上流からの受け取りと下流へのデータ支給をスムーズになります。
主要機能
高品質なデータを活用するために、データ変換、PDQ検証、修正が可能!
さまざまな形式のファイルをインポート、エクスポートすることが可能!
(CATIA V5、CATIA V4、NX、設計ソフトウエア Creo、SolidWorks、Inventor、Parasolid、IGES、STEP他多数) PDQ検証機能では、CADでは発見できない不具合箇所を簡単に検出し、自動修正機能で一括修正、または、対話修正機能で、1つ1つ適切な修正方法で修正が可能です。
形状簡略化機能
CADdoctorがフィーチャを自動認識し、フィレットや穴、ボスやリブなどを簡単に削除し、CAEやCAM向けに流用できるデータに最適化することができます。
外部ファイル比較
2つの異なるファイル間の形状の比較が可能です。
形状変形
指定部位の移動・変形やルールに従った大域変形が可能です。
ブロード変形で自由度の高い形状変形が行えます。また、回転変形、公差見込み変形、曲げ変形、フランジ曲げ変形、フランジ移動変形等の変形機能があります。
独自の形状処理技術によるリバースエンジニアリング機能とポリゴン機
点群から、NURBS面を生成して短時間で3次元CADデータを作成することが可能です。
ポリゴンデータ品質の検証、最適化による修正や、点群データからポリゴンデータを作成することが可能。
生産要件検証
樹脂金型の設計の際に、検討が必要な生産要件を容易に検証することが可能です。
お問い合わせ
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CADプロモーション部製造プロモーション課
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