Endeavor MR4900 CAD設計Select 製品特長

幅約98mmのスリムな本体サイズ

MR4900の本体ケースは、幅約98mmのスリムなサイズながら、CPUは最大10コアのインテル Core i9 プロセッサー、メモリーは最大64GBの高速大容量メモリーが搭載できるほか、M.2 SSDやHDDなど最大4基までの搭載ができ、拡張スロットも装備しています。スリムケースでも性能に妥協しないつくりになっています。

第10世代のインテル Core プロセッサーを搭載

スレッド数が増加し、よりパフォーマンスが向上した第10世代のインテル Core i9-10900Kプロセッサーが搭載可能。第10世代のインテル Core i9 プロセッサーは10コア/20スレッド、3.70~5.30GHzの動作周波数により、マルチタスク処理性能が高いCPUです。

高精細な3Dモデルなどのレンダリング速度向上、CPU依存が高いソフトウェアの応答速度も上がり、処理時間を短縮できます。

OpenGL系に適したNVIDIA Quadro シリーズ

NVIDIA Quadroシリーズは、高度なグラフィックス処理の長時間安定稼働が必要となる設計・デザイン業務に適したグラフィックスボードです。NVIDIA Quadro P1000は、VRAM容量4GBであり、3D CADにも対応できます。ほかにもNVIDIA Quadro P620やNVIDIA GeForce GTX 1650など、CADソフトに合わせたグラフィックスボードを選択することができます。

HDDやSSD、M.2 SSDが最大4基まで搭載可能

大容量ながら安価なHDD、HDDより起動が速く静音性に優れたSSD、SSDより高速アクセスが可能なM.2 SSD(PCI Express×4接続)など、多彩なストレージラインアップから最大4基まで搭載できます。

1基目にM.2 SSDでOSやソフトウェアを高速化し、2基目以降はバックアップ用に大容量のHDDを利用するなど、複数のストレージを使い分けることでアプリケーションを快適に動かしながら大容量データを扱えます。

安定動作へのこだわり

厳選した部品を採用した冷却ファン

クリエイティブ業務ではレンダリング処理などでCPUやグラフィックスボードをフル稼働させる状況が続く場合があります。このような高負荷・高温な状況下でも安定した動作を確保するため、システム全体でのクーリング設計と信頼性の高い冷却ファンを採用しています。

冷却ファンはCPU、ケース、グラフィックスボード、電源ユニットなど多くの箇所で使われています。エプソンPCでは安価なスリーブタイプの冷却ファンは採用せず、高温下でも安定した信頼性・耐久性が期待できる2ボールベアリングなどを採用しています。

時間と手間を惜しまない組み合わせ評価

業務で自作PCを使用したり、最新のグラフィックスボードに交換した後に突然PCが止まったり、動作が不安定になるなどの経験はありませんか?

それは原因の一つとして、各デバイスの品質や相性問題から引き起こされている場合があります。エプソンPCでは、一つずつ丁寧に時間をかけて動作試験を行っています。

例えば一つのグラフィックスボードを採用するにあたり、15項目以上のさまざまな観点から試験を行っています。内容の一部として、静電気による誤作動の防止、高温/低温下での動作試験、安全性に対する確認、各OSやモニターとの互換性確認など、一つの製品に対して1カ月程度の時間をかけて評価をしています。問題が見つかれば、徹底した原因究明と対策を実施したうえで採用決定しています。

これら評価はCPUやストレージなどほかのデバイスとの組み合わせも考慮して実施され、最終的にはシステム全体としての動作を保証しています。全ては確かな品質をお客様に提供するためです。