Endeavor Pro9000 CAD設計Select 製品特長

高い処理能力でレンダリングや構造解析が速い

18コア36スレッドの優れた処理能力を持つインテル Core i9 エクストリーム・エディション・プロセッサーを搭載可能です。そのため、負荷の高いBIMやCPUのコア数が重視されるCAE用途でパフォーマンスを発揮します。

OpenGL系に適したNVIDIA Quadro シリーズ

高いパフォーマンスを発揮するNVIDIA Quadro RTX 4000と市場実績のあるドライバーを持つNVIDIA Quadro P2200をラインアップ。

複雑なデータや大規模な3D CADに適しており、OpenGL向けの用途ではNVIDIA GeForce RTX 2080 Tiよりも高いパフォーマンスを発揮します。

制作をスムーズにする高速大容量メモリー

制作用途では一般的に32GBのメモリー量が必要だといわれていますが、構造解析といった高度な用途になるとさらにメモリー量が必要となってきます。

本モデルでは最大128GBのメモリーを搭載可能なため、これまでのProシリーズよりもスムーズな動作が行えます。また転送速度が高速なクアッドチャネルに対応しており、複雑なCADデータの表示などパフォーマンスを必要とする際に高速性を発揮します。

安定動作へのこだわり

厳選した部品を採用した冷却ファン

クリエイティブ業務ではレンダリング処理などでCPUやグラフィックスボードをフル稼働させる状況が続く場合があります。このような高負荷・高温な状況下でも安定した動作を確保するため、システム全体でのクーリング設計と信頼性の高い冷却ファンを採用しています。

冷却ファンはCPU、ケース、グラフィックスボード、電源ユニットなど多くの箇所で使われています。エプソンPCでは安価なスリーブタイプの冷却ファンは採用せず、高温下でも安定した信頼性・耐久性が期待できる2ボールベアリングなどを採用しています。

時間と手間を惜しまない組み合わせ評価

業務で自作PCを使用したり、最新のグラフィックスボードに交換した後に突然PCが止まったり、動作が不安定になるなどの経験はありませんか?

それは原因の一つとして、各デバイスの品質や相性問題から引き起こされている場合があります。エプソンPCでは、一つずつ丁寧に時間をかけて動作試験を行っています。

例えば一つのグラフィックスボードを採用するにあたり、15項目以上のさまざまな観点から試験を行っています。内容の一部として、静電気による誤作動の防止、高温/低温下での動作試験、安全性に対する確認、各OSやモニターとの互換性確認など、一つの製品に対して1カ月程度の時間をかけて評価をしています。問題が見つかれば、徹底した原因究明と対策を実施したうえで採用決定しています。

これら評価はCPUやストレージなどほかのデバイスとの組み合わせも考慮して実施され、最終的にはシステム全体としての動作を保証しています。全ては確かな品質をお客様に提供するためです。