i-Reporterでフットワーク軽く仕上げ検査しよう!

建築工事における仕上げ検査とは?

建築工事の完成引き渡しまであと一歩、そこで大きな関門となるのが竣工検査です。中でも「仕上げ検査」は建物所有者となる施主様も直接関わってくる重大なイベントの一つです。

建物に関する専門家ではない「誰でも指摘できる」からこそ、万全を期して臨みたいところです。

仕上げ検査の道のり

仕上げ検査は、1回で完結するイベントではありません。一般的に次のようなステップとなります。

  1. 専門工事会社による工事後の自主検査
  2. 現場監督による社内検査
  3. 設計監理者同席による設計監理検査
  4. 施主同席による施主検査
  5. 検査時に指摘された箇所の是正
  6. 現場監督が是正箇所をチェック
  7. 検査当時と同じ人員で再度是正確認

検査は1~7までのイベントとセットで実施されます。プロジェクトによっては、各企業の役職者も加わった検査が別途設けられ、検査回数が多くなることもあります。

仕上げ検査業務の課題

上記の検査では、それぞれ次の作業が伴います。

A.当日の検査エリア図面や帳票の事前準備
B.図面、帳票、状況撮影用のデジタルカメラなど、数多い荷物移動が伴う現場検査巡回
C.図面と照合しながらの現場検査
D.検査同行者の検査ペースに合わせた指摘事項と正確な情報の速記
E.検査巡回後、事務所での検査内容の整理(検査帳票のデータ転載やデジカメ画像の貼り付けなど)
F.指摘事項を業種ごとに仕分け、データや紙にアウトプットして工事会社へ指摘情報引き渡し

仕上げ検査が1回開催されるだけでも毎回これだけの作業が発生し、現場監督への時間・体力負担は大きいことが分かります。

そんなときにi-Reporter

そんな課題を解決するのがi-Reporterです。i-Reporterの導入により、前述したA~Fの課題に対して次の効果が期待できます。

検査エリア図面情報や帳票をデータ化、iPhoneやiPadなどタブレットに取り込むことにより……

課題i-Reporterで解決
A.事前準備に手間がかかる既存の帳票共通項目を転用することにより、準備作業を省力化。i-Reporter関連ツール「ConMas Designer」により、これまで使ってきたExcelやPDFなど既存帳票データをそのまま取り込んで利用、カスタムすることもできます(図1)。
B・C.資料を持参しながら現場検査全ての情報・機能をタブレットで保有しているので、タブレット一つで検査巡回が実現
D.指摘事項を正確に記録帳票タップやプルダウン、音声入力機能や情報連結設定により入力作業を時短化
E.事務所に戻り検査内容の整理検査作業時点で検査データがリアルタイムに作成。後作業を大幅に削減
F.指摘事項をまとめて指摘事項を正確に記録i-Reporterの事前設定により、検査指摘事項の是正対応をする工事会社へのひも付けと帳票仕分け作成も自動処理化。担当者は工事会社のタブレットへ情報を共有するだけ。

図1:ExcelやPDFなどの既存帳票データをi-Reporterにインポート

既存帳票データを生かして帳票セットアップ作業も大幅に少なくできるのもi-Reporterの特長です。i-Reporterの導入でタブレット一つ、仕上げ検査巡回も業務もまさにフットワークが軽くなります!

まずは無料トライアル!

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