3Dプリンターを活用し、フェイスシールド製作で社会貢献

必要な医療現場に届けるために!

新型コロナウイルスの緊急事態の中、フェイスシールドやマスク、各種医療機器部品などを緊急で製造しなくてはなりません。完成品作成までの立ち上がりの速さで、3Dプリンター活用の利点があらためて注目されています。

今回、コロナウイルス対策品製作などで社会貢献されている「株式会社柄谷工務店様(兵庫県尼崎市玄番南之町)」の3Dプリンター活用事例をご紹介します。

何度も試作を重ね、工夫を凝らしたフェイスシールド

柄谷工務店様は新型コロナウイルス感染者の治療に当たる医療現場を支援しようとフェイスシールドを3Dプリンターで製作し、これまでに50個を阪神南県民センターに寄贈されています。

フェイスシールドの製作は、柄谷工務店様の子会社「カラタニエンジニアリング株式会社様」が担当。カラタニエンジニアリング様は、被災地の救助活動などに使われる小型ロボット製作用に導入している3Dプリンター「L-DEVO」を活用し、フェイスシールドフレームを作成されました。

L-DEVOでのフェイスシールド造形中の様子

フェイスシールドのフレームは、インターネットなどを参考に独自のデザインを考案し製作。シールド部分の固定を2カ所から4カ所に増加、頭頂部と後頭部にも装着用の部材を取り付けるなど何度も試作を重ねることで使用者に配慮した、ずれにくい独自のデザイン・仕様を追加したフェイスシールドを作成し、医療現場に提供されています。

3Dデータと3Dプリンターを活用することで、設計変更にもすぐに対応し、リードタイムを短く何度も試作を重ね、使いやすいフェイスシールドに仕上がりました。

柄谷順一郎社長は 「わずかな数しか作れないが、少しでも社会に貢献できれば」 と必要な医療現場に届けるため、現在もフェイスシールドを3Dプリンターで製作されています。

尼崎市に寄贈されるフェイスシールドパッケージ

L-DEVOシリーズ 製品情報