SolidWorks関連マルチコア対応状況

SolidWorksのマルチコア対応状況

状況SolidWorksSimulationPhotoView3603DVIAPDM Enterprise
マルチコア対応○(注1)○(注2)×△(注3)
ターボブースト
ハイパースレッティング

注1)マルチコア対応しています。しかし、モデリング時の基本処理はシングルコア処理となります。 SolidWorksマルチコアで、パフォーマンス向上が期待されるものは、以下になります。

  • アセンブリファイルのオープン処理
  • 図面のバックグラウンド処理
  • PhotoWorks/PhotoView360 のレンダリング
  • SolidWorks Simulation

注2)Simulationに関しては、下の「SolidWorks Simulationのマルチコア対応状況」表を参照(フルマルチコア対応)。

注3)SW EnterprisePDM:
Enterprise PDMのサーバーコンポーネントは、マルチCPUをサポートしています。
バンドルしているSQL Server Standard Editionは最大で4 CPUまで対応しています。
Enterprise PDMクライアント(Windows Explorer)はシングルスレッドで動作します。

その他)SolidWorksのアドイン製品につきましても同様にSolidWorksプロセス上でのシングルスレッド動作です。

SolidWorks Simulatonのマルチコア対応状況

 2011以降2010200920082007
静解析
固有値/座屈××
熱伝導××
疲労××
落下××
非線形××
線形動解析××
メッシャー曲率○※×××
標準○※×××
  • * 充填のみ注)○が対応。×が非対応です。

Simulationマルチコア対応(ソルバ別テストケース)

以下のバージョンのソルバを使用したソルバ別テストケース結果です。

  • 2013 直接スパースソルバ
  • 2014 直接スパースソルバ
  • 2014 大規模な直接スパースソルバ

  • * LPDS(Large Problem Direct Sparseの略、大規模な問題の直接スパース) は2014バージョンより追加されました。

スタディ別ソルバ対応表

スタディタイプLPDSDS(注1)FFE Plus
静解析
非線形解析
固有値×
座屈×
熱伝導
線形動解××
疲労
落下×××

注) ○が利用可、△が基本設定のみ利用可、×が利用不可です。

  • (注1)DS(Direct Sparseの略、直接スパース)