製造業では長引く不況の影響から企業経営を維持するため、節電対策、製造ライン数の制限、非正規雇用の縮小、海外への製造移転、労働時間制限などさまざまな方法でのコストダウン対策が講じられています。
また、多くの企業では設計現場でも業務効率化やコストの削減を目指すべく、システム導入や運用改善など、既に多くの効率化が行われていますが、設計現場で使用しているシステムを導入コストだけでなく、その後のランニングコストも含めて評価したTCO(システムの導入、維持・管理などにかかる費用の総額)を考慮して見直すことでコスト削減へとつなげることができます。
ハイエンドCADからSolidWorksへの移行のご提案
ハイエンドCADからSolidWorksへ乗り換えて設計部門のコストを削減!
設計現場では設計に使用するCADシステムを乗り換えることで効果的にコストの削減を図ることができます。CADシステムにおいてTCOを考慮した場合には、保守契約料金をはじめとするランニングコストが重要な評価項目となります。
ミッドレンジ3次元CADであるSolidWorksは、他社の追従を許さない機能性や操作性が徹底的に追及され、国内や海外で圧倒的な導入実績があり、国内ではNo.1のシェアを獲得しています。SolidWorksであれば設計の品質を落とすことなく業務を遂行することができ、ハイエンドCADからSolidWorksへ移行することで、リスクを最小限に抑えながらランニングコストを削減することができます。
縮小されたCAD間の機能格差
CADの機能面でもハイエンドの使用を見直す価値は非常に高まっています!
10年前ではハイエンドCADはミッドレンジCADと比較して機能や性能に大きな優位性がありましたが、今やその差は非常に少なくなっています。
かつては、特に、曲面の作成や大規模アセンブリのパフォーマンスなどが優れていましたが、現在では、PCの性能も向上し、OSやCADも64bit対応され、SolidWorksではさまざまな機能が追加されてきています。
クラス最高水準のSolidWorksサーフェス機能
複雑な自由曲面もグラフィカルに形状確認をしながら容易に作成できます。国内外の大手電機メーカーをはじめ多くの設計現場から支持を得ています。
SolidWorksの優れた大規模アセンブリパフォーマンス
SolidWorksは大規模アセンブリでの作業に有効な機能が多数搭載されており、数万点にも及ぶ大規模データをレスポンスよく扱うことができます。
データ移行に必要なSolidWorksデータ互換機能
- SolidWorksはさまざまな種類の中間ファイルをインポートすることができます。
- 他CADのネィティブデータにも対応しており、データ変換することなくそのままの形式でインポートすることができます。
インポート後のデータ修復機能
データインポート後、データに対してエラー原因となる問題の有無を診断し、面やエッジの不正な状態の検出と修復ができます。
インポートされたボディの形状をフィーチャーとして認識
FeatureWorksにより形状をフィーチャーとして認識し、インポートデータを編集することができます。
また、フィーチャー認識されていない状態でも変更を加えたい部位でフィーチャー編集することで直接フィーチャーを認識することもできます。
教育費用の削減
SolidWorksでは、操作性のたやすさに加え、チュートリアル・ヘルプ機能が充実しているため、導入時の基本教育に予算をかけることなく使用することができます。
また、弊社でもSolidWorks認定インストラクター(CSWS-TMD)による長年のノウハウを生かした質の高いトレーニングを、お客様のニーズに合わせ幅広くご用意しており、必要な知識や使い方を効率よく学習し、業務に活用することができます。
全国15ヶ所のSolidWorks認定トレーニングセンターで実施中。
定期的なアップグレード
年間保守契約(サブスクプリションサービス)を結ぶことで新規バージョンへのアップグレード、サービスパックの適用が可能です。
インストールデータをDVD、ダウンロードにより取得可能。
サブスクリプションサービス
その他、サブスクリプションサービスに加入することにより、以下のサービスを受けることができます。
- テクニカルサポートサービスの提供
- 機能強化要望の権利
- SolidWorks社認定試験の受験
- SolidWorksカスタマーポータルの情報閲覧
- SWJUG(ソリッドワークス・ジャパン・ユーザ会)への参加
ランニングコストの比較
ハイエンドCADと比較して、1ライセンスを安価に購入できるため、導入時のイニシャルコストを抑えることができます。1ライセンス当たりのコストが抑えられることで、膨大な初期投資費用を必要とせず、設計者人数に対して十分なライセンス数を準備することができます。さらに、購入費用に比例して、保守料金も安価になります。
ハイエンドCADからSolidWorksへ使用CADを変更したと仮定し、5年間保守するための想定金額を以下の条件で算出し比較します。
条件
- ハイエンドのパッケージ価格を4,000,000円に設定
- SolidWorksフルパッケージ 価格1,500,000円に設定
(データ管理ツール、配管設計、配線設計、構造解析、機構解析などを含む) - 保守料金は、パッケージ価格の20%とする
- インプット・アウトプット対応用として、ハイエンドCADを2台保有
ランニングコスト
50台使用した場合の年数ごとの保守費用比較
毎年発生する維持コストを毎年50%以上削減することができ、削減困難な固定費用を確実に削減することができます。
設計部門でコスト削減を検討した場合、ランニングコストを考慮したTCOによるシステム選定が重要になります。現在では機能的にハイエンドCADと大差なく保守料金など維持費の少ないSolidWorksを使用することが効果的です。
詳細資料
資料のサンプル
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