Windows 10でSOLIDWORKSを利用するメリット

2020年1月14日にWindows 7のサポートが終了になります

Windows 7のサポート期間終了が2020年1月14日と迫ってきています。サポートが終了してしまうと、セキュリティ更新プログラムの提供などを受けられず、危険な状態になります。Windows 8.1においても、SOLIDWORKS 2018が最後のサポートバージョンとなり、SOLIDWORKS 2019以降はご使用いただけません。

そこで、Windows 10へのアップグレードをお勧めします。Windows 10でSOLIDWORKSを使用すると、操作・設計業務にどのような効果をもたらすのでしょうか?

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Windows 10で使えるSOLIDWORKSの機能

ダイレクトに3DプリントができるPrint3D

Windows 10でSOLIDWORKSを使用すると、SOLIDWORKSからSTLに変換せずに、ダイレクトに3Dプリンターに出力できます。Print3D機能は次の操作を行えます。

  • 造形範囲内で出力時の向きや位置、スケールを調整し、モデルを配置。
  • 品質、充填率(密度)、サポートとラフトの有無を設定。
  • 3Dプリントで一般的に使用されるフォーマット(STL、AMF)で保存。
  • サポート材の角度のしきい値を指定してサポート材の必要性を色分け表示。
  • 積層ラインやバンプマップ表示でプリント品質解析。
  • モデルの厚みとギャップを評価し、FDM印刷での問題箇所を特定。
  • 閉じた体積を形成するサーフェス・グラフィックボディをプリント。

タッチデバイスに対応した機能

Windows 10対応のタッチデバイスで、SOLIDWORKSを直感的に操作いただけます※。
SOLIDWORKS 2018では、タッチスケッチ機能のフリーハンドでスケッチを作成できます。フリーハンドで作成したスケッチをエンティティに変換し、フィーチャーを作成することもできます。

  • * タッチスケッチ機能は、Windows 10 Creators Update(Windows 10 バージョン 1703)以上が必要。

設計に便利なWindows 10の機能

Windows 10のタスクビューアイコンをクリックすると、起動中のアプリが縮小表示で一覧できます。SOLIDWORKSでどのような作業を行っているのか、内容を確認しながら目的のアプリを選択できます。

デスクトップ切り替え

タスクビュー上部にリストされる仮想デスクトップサムネイルをクリックすると、作業環境を切り替えられます。複数のデスクトップに対して、用途別にアプリを振り分けられるため、デスクトップを切り替えながら並行して複数の作業を行えます。事務作業と設計業務でデスクトップを分けるなど、より効率的にSOLIDWORKSを使用した設計作業を進められます。

  • デスクトップ1では、設計計算書を確認しながらSOLIDWORKSで設計作業

  • デスクトップ2では、Wordやブラウザーを使用しながらドキュメント作成

タイムライン

タスクビュー右端に追加されたのがタイムラインです。タスクビュー上で、過去に作業したファイル、アプリ、Webサイトなどが時系列で数日前まで簡単にたどれたり、検索できたりします。タイムラインをスクロールしアクティビティを選択することで、直近で作業していた内容を任意のタイミングで簡単に再開できます。

SOLIDWORKSもアクティビティとしてリストされる

情報収集に最適なブラウザーMicrosoft Edge

新しく搭載されたブラウザー・Microsoft Edgeでは、直接キーボードまたは手書きでメモを残し、ハイライトしてWebページをリーディングリストに保存でき、後から好きなときに読むことができます。

Microsoft Edge

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Windows 10環境におけるSOLIDWORKS利用メリット

主な内容

  • Windows OSのサポート期間
  • Windows 10の主な新機能・変更点
  • Windows 10で可能なSOLIDWORKS機能