アフターコロナを見据える先進企業をサポート。テレワーク環境での生産性維持の切り札となりえるZ Centralソリューションの可能性とは(その1)

Windows 10 Pro for Workstationsでパワー推進

Windows 10 Proはモダンワークプレースの基盤として設計された、より効率的に業務をこなすためのツールを搭載しています。

開発・解析業務におけるテレワーク導入は非常に難しい壁がある。その大きな理由としてワークステーションの存在がある。高性能なコンピューターを自宅にも配置することは難しく、どうしてもそれを利用するには拠点でオペレーションをする必要があるからだ。

HPと大塚商会ではそうしたニーズに合わせて画期的なソリューションを用意している。HPが得意としてきたリモートソリューションをさらに進化させたニューノーマル時代向けのサービス「Z Centralソリューション」について対談形式で紹介しよう。

ワークステーションをリモート環境で運用する

大塚商会 藤田

最近、お客様からワークステーションのリモート環境についてご相談いただく機会が増えています。HPでは以前から「RGS(リモート・グラフィック・ソフトウェア)」という、遠隔操作サービスがありましたが、今回新しいソリューションが出たということで皆さんも知りたいと思っているようです。まずは簡単にご説明いただけますか?

株式会社大塚商会 マーケティング本部CADプロモーション部 戦略推進課 藤田昌弘(文中、大塚商会 藤田)

HP 石川

はい、了解しました。ご好評いただいていたRGSの進化版でもある「Z Central Remote Boost」と、今回新たに加わった「Z Central Connect」、それにワークステーションのZシリーズを含めた三つの要素によって構成される新しいサービス「Z Centralソリューション」を、2020年10月より提供しています。

Z Central Remote Boostは従来のRGS同様、クライアントPCでワークステーションの遠隔操作が可能になるソフトウェアです。無償で提供されていることもあり、既に多くのお客様にご利用いただいています。

Z Central Connectは、ワークステーションをサーバールームへ集約するケースが最近増えていますが、その管理に活用できるソフトウェアになります。Z Central Remote Boostがクライアントとセンダーとなるワークステーションの1:1の接続に利用されるのに対し、Z Central Connectは、複数あるワークステーションの中から要件に見合うマシンを自動割り当てしてくれるサービスになります。

株式会社 日本HP パーソナルシステムズ事業本部 ワークステーションビジネス本部ワークステーション営業部 石川秀典氏(文中、HP 石川)

サーバールームなどにワークステーションを集約しているようなケースでは、どのマシンリソースが今空いているのか、接続時に知ることは困難ですが、Z Central Connectを介せばその手間や不安は解消されるというわけです。

Z Central Connectの図解イメージ。複数あるワークステーションから空いているマシンの自動割り当てが可能となる

大塚商会 藤田

コロナ禍になってテレワークが推奨される環境となり、デザイン・開発・解析といった業務においても在宅ワークのニーズが増えています。Z Centralソリューションはそうした環境に最適解となるサービスですね。

HP 石川

ええ、コロナ禍以前から、働き方改革と連動するようにテレワークだけでなく、オフィスのフリーアドレス化なども盛んになっていましたから、いずれにせよZ Centralソリューションのようなサービスは必要とされていたでしょう。離れた場所にあるワークステーションを一般的なモバイルノートPCで操作できるのはとても便利です。ニューノーマルといわれるこれからの時代においても十分通用するサービスだと思います。

大塚商会 藤田

私たちのお客様の中にもワークステーションをサーバールームへ集約したいというニーズは増えていました。加えて石川さんがおっしゃるような背景もあり、ワークステーションは一人1台に与えるものという考え方ではなく、会社が所有するワークステーションを一つのリソースとして効率よく運用していくという考え方にシフトしてきているのだと思います。

HP 石川

それは感じますね。2次元、3次元のCADの通常オペレーション用途と、CAEやデザイン用途では求められるワークステーションのパフォーマンスも変わります。それぞれをずっと専任しているという企業なら使い分けを考える必要はありませんが、共用でマシンを使い分けているようなケースでは効率的なワークステーション運用は一つの課題です。

大塚商会 藤田

オフィスにいれば周囲を見渡して「今空いているな」というのも分かりますが、テレワークでは分からないですからね。Z Central Connectがあれば在宅ワーク中でも、どのリソースが空いているのか確認できるのですから利便性は格段に上がります。コロナ禍でなくとも、フリーアドレス化やワーキングプレイスの見直しなどで、オフィスの机にタワー型のワークステーションを据え置くことをやめる会社もありますから、サーバールームで使われているマシンの確認という意味でも使い勝手はよくなるはずですね。

サーバールームイメージ

Z CentralソリューションとCAD on VDIを比較すると…

サーバールームへ集約したHPワークステーションとZ Centralソリューションによる高効率運用を考えるとき、似たようなサービスが得られる方法としてCAD on VDIがありますよね。実際にリモート環境でのワークステーション活用についてご相談いただいているお客様の中にはVDIとZ Centralソリューションを比較している方もいらっしゃいます。

HP 石川

エンドユーザーからすれば、結果的に演算できるコンピューターが手元で操作できればよいので二者の比較になるケースもあるでしょう。しかし、実際にシステムを構築するとなるとVDIとZ Centralソリューションとでは規模もコストも大きな差があります。VDIはサーバー規模も大きく、仕組みも複雑で専任のIT管理者がいないとまず運用することは難しいでしょう。

一方のZ Centralソリューションは、ワークステーションを集約してソフトウェアでコントロールするだけなので構築も運用もとても簡単です。Z Central Connectの初期設定では若干のサーバー知識が必要ですが、大塚商会さんのように技術力の高いパートナーでしたら問題なく構築できます。運用に際してはとても簡単なので、お客様自ら管理いただいてもそれほど負担にはなりません。

HP Z2 Mini G5 Workstationをサーバーラックに配置したイメージ

大塚商会 藤田

CAD on VDIの場合、仮想ワークステーションのプロセッサーは3.6GHz程度が一般的ですが、HP Z2 Mini G5 Workstationでもプロセッサーの種類にもよりますが5GHz前後は出せます。物理的なワークステーションの方が処理能力という点でも大きなアドバンテージがあるので、パフォーマンス面でもZ Centralソリューションに分があります。

また、仮想ワークステーションの場合、16台、あるいは32台といった単位での増設になりますが、Z Centralソリューションだと1台ずつ増やしていくことも可能です。これは将来的な規模拡張時のコストにとても影響しますので見逃せないポイントですね。

実はVDIとZ Central Remote Boostで、ある企業様の中でブラインドテストをしたことがありました。エンドユーザーにはどちらが仮想ワークステーションでどちらが遠隔操作なのかは教えなかったのですが、技術者の皆さんは声をそろえるようにZ Central Remote Boostの方が使いやすいとお答えになりました。それぐらい実運用時の使い勝手には違いがあるようですね。

次回は対談の2回目をお送りします。「Z Centralソリューション」のメリットについてさらに深堀りしていきますので、ぜひご覧になってください。

アフターコロナを見据える先進企業をサポート。テレワーク環境での生産性維持の切り札となりえるZ Centralソリューションの可能性とは(その2)

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HP Z Central Connectカタログ

主な内容

  • Z Central ソリューション
  • Z Central プランニングガイド

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