実はSOLIDWORKSはBIM連携も強化していた!
より良い製品設計にはもちろん、BIM対応にもSOLIDWORKSをお勧めします
BIMはコンピューター上で作成した3次元モデルにコストや仕上げ、管理情報などの属性データを追加し、設計・施工から維持管理までのあらゆる工程でデータを活用します。BIMが加速するにつれ、建築材料や設備など、非常に多くの3次元モデルデータをBIMに対応させることが求められます。そこでお勧めするソフトが製造系3DCAD「SOLIDWORKS」です。実はSOLIDWORKSはBIM連携を強化しています。
BIM対応には、IFCフォーマットでの納品が求められるように
IFCとは、IAI(International Alliance for Interoperability)※1がBIMデータの交換基準として開発する国際標準フォーマットです。IFCはオブジェクトごとに形状データと属性を持っています。クラスという属性の関連付けによって建築要素を判別するため、異なるBIMソフトでも建築要素の情報を共有できます。国内外の主要ベンダーが入出力の対応に取り組み、IFCでの納品を要求されるケースが増えてきました。
- アメリカでは、連邦調達局(GSA)により、膨大な量の施設管理を効率化し価値を増大させるために2007年度からIFCデータでの提出を要求。
- 日本では、2009年国土交通省がBIMを用いた建築設計の試行を決定。この決定後、新宿労働総合庁舎最初のBIM発注をし、IFCデータでの納品を要求。
※1 建築データを共有化し、相互運用するための活動を行う国際的な組織。
動画でBIMで使える機能を確認!
まずは、BIMにおいてSOLIDWORKSのどのような機能が使えるのか動画でご確認ください。
動画 | 概要 |
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1分で分かる 効率的な「SOLIDWORKSのBIM対応モデル作成機能」 非常に多くの3次元モデルデータを対応させる必要があるBIM。SOLIDWORKSには、BIMに役立つモデル作成機能を搭載しています。(1分7秒) |
SOLIDWORKSは3次元資産をそのままIFCとしてエクスポート
SOLIDWORKSで建築用設備・建材のモデルから必要な部分だけ抜粋した簡略化モデルを作成し、属性情報を付加してIFC(IFC2×3またはIFC4)としてエクスポートすることで、建設業界で一般的に使用されるソフトでファイルをご使用になれます。SOLIDWORKSで作成した3次元資産をそのまま活用して、建築や設備データを提供できます。
ウィザード形式で操作をガイド
IFCエクスポート時には、OmniClass、Uniclass2015、ユーザー定義プロパティ、材料、質量特性、単位を割り当てられます。
SOLIDWORKSはSATファイルへのエクスポートも簡単
AEC(建築・エンジニアリング・建設)ソフトで使いやすいように、SOLIDWORKSで形状簡略化や基準面の設定を行い、SATファイルにエクスポートできます。ウィザード形式で複数のコマンドを実行しなければならなかった作業を対話形式で簡単に設定できます。
まとめ
BIMに対応したデータ整備は設備、什器、建築資材メーカーにとって急務です。より良い製品設計にはもちろん、BIM対応にもSOLIDWORKSをお勧めします。
- SOLIDWORKSは設計データを簡単に簡略化できるので、BIM用にデータを作り直す必要がない。そして、簡略化の設定を保存・変更できる。
- 国際規格化BIMフォーマットIFC4に対応。
- 建築CADに合わせた基準を設定できる。
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SOLIDWORKSを使用した効率的なBIM対応データの作成
- 主な内容
- 建築建物関連製品を扱う製造業の現状
- IFC データのメリット
- BIM対応3Dデータ作成はSOLIDWORKS! など(全20ページ)
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