企業の無線LANの導入時に気を付けること

企業においては、特に注意すべきことが2点あります

便利なはずの無線LAN。担当者の方は「こんなはずではなかった…」と思ったことがあるのではないでしょうか?

  • 思ったより無線LANは快適ではない。
  • セキュリティ対策が大変。
  • 私物のスマートフォンを無線LANにつなげてしまうスタッフがいる。

このようなことが起こらないよう、無線LANを導入する際の対策ポイントをご紹介します。

企業環境ならではの電波管理

つながらない、切れる、遅いといった原因は、電波管理にあります。電波管理を行わないと電波干渉や特定の無線アクセスポイント(以下、AP)への負荷集中が起きるからです。

そのようなときは、電波環境を自動調整するコントローラーを使用する方法があります。コントローラーは、APの電波出力や電波周波数を最適な環境に自動調整してくれます。コントローラーによっては、APの負荷分散までしてくれるものもあります。

無線APコントローラーのお薦め製品

arubaシリーズは、高機能なコントローラー内蔵でライセンスも不要なため、初期投資を抑えた導入が可能です。パフォーマンスや高いセキュリティはもちろん、APの設置規模に合わせて管理システムをステップアップしていける柔軟さが魅力です。

シャドーIT対策

私物の端末を会社の許可を得ずに業務に利用することを「シャドーIT」と言います。これは、管理外デバイスが増え、APの負荷になるだけでなく、情報漏えいやなりすましなどの原因になり得ます。

MACアドレス認証をしたとしても安心とはいえません。MACアドレスは通信パケットの行き先であるため、暗号化されません。空中を飛び交う電波から、端末のMACアドレスを収集することもできてしまうからです。さらに、MACアドレスをなりすますツールも存在します。

そこで、企業においては、端末を識別する「電子証明認証」対策をお薦めします。

認証アプライアンスのお薦め製品

NetAttest OTSは、ネットワーク認証をパッケージ化したアプライアンスセットです。端末認証をするのに必要な電子証明書の発行/失効やRADIUS認証も行えます。

NetAttest OTS 製品情報