ワークステーションパフォーマンステスト~SSDとHDDの比較~

SolidWorksで徹底検証!SSD(フラッシュメモリドライブ)とHDDの実際の性能差はどのくらい?

ワークステーションのパフォーマンスをさらに向上させる手段として、ハードディスクドライブ(HDD)の代わりにソリッドステートドライブ(SSD)を搭載する方法があります。SSDはHDDに比べ、データの読み書きが高速なので、OSやアプリケーションの起動時間の大幅短縮が期待できます。

そこで、SolidWorksを使いSSDとHDDのパフォーマンスの差はどれほど違うのか実際に検証を実施しました。SSD搭載のワークステーションを検討している方はもちろん、今後導入することが考えられる方も、ぜひ参考にしてみてください。

テストに使用したワークステーションおよびソフトウェア

今回の検証では、同じマシンを使用し、記憶装置をSSD、HDD、SSD+HDDのパターンで入れ替えて検証しました。その他のスペック詳細は以下のとおりです。

モデルHP Z210 SFF Workstation
CPUIntel Xeon E3-1225 3.10GHz
OSWindows7 Professional
SP1(64bit)
キャッシュL1(256KB)
L2(1024MB)
L3(8192KB)
メモリ16GB
最大仮想メモリ49152MB
グラフィックスNVIDIA Quadro 600
グラフィックスドライバver8.17.12.7071
ソフトウェアSolidWorks 2012

パフォーマンステストに使用したモデルデータ

モデルデータは以下のとおりです。

構成部品の合計数5215
部品4360
ユニークな部品265
サブアセンブリ855
ユニークなサブアセンブリ80

一連の操作として計測した場合のパフォーマンステスト結果

(mm:ss)

計測項目SSDHDDSSD+HDD
ソフトウェア起動(1回め)00:1200:4500:12
ソフトウェア起動(2回め)00:0600:1200:06
アセンブリファイルを開く00:3600:4700:40
部品ファイルを選択00:0100:0100:01
部品ファイルを開く00:0200:0200:02
部品ファイルを編集00:0800:1000:08
フィーチャ再構築00:0900:1000:10
アセンブリファイル再構築00:0800:0900:09
アセンブリファイル保存00:2200:2400:23
干渉チェック02:5402:5702:57
アセンブリファイル保存00:2000:2300:22
標準3面図+アイソメ図作成00:3200:3500:33
平面図削除00:0100:0100:01
作図スケール変更00:1600:1700:16
断面図作成00:3800:3800:38
アセンブリファイル編集00:1700:1700:17
図面ファイル更新01:1901:5901:20
図面ファイル保存00:2000:2600:23
アセンブリファイル保存00:1800:2500:21
すべてのファイルを閉じる00:0400:0500:04
ソフトウェア終了00:0100:0100:01
合計08:4410:4409:04

SolidWorksモード別でファイルを開く場合のパフォーマンステスト結果

パフォーマンステストの計測結果のグラフで表しました。ご確認ください。

  • 一般的な機械部品を持つアセンブリ1

    一般的な機械部品を持つアセンブリ1

  • 一般的な機械部品を持つアセンブリ2

    一般的な機械部品を持つアセンブリ2

  • 曲面を持つ部品が多数あるアセンブリ

    曲面を持つ部品が多数あるアセンブリ

SSDとHDDのパフォーマンス比較結果

大規模アセンブリデータを使った一連作業での検証では、HDDより、SSDの方が約19%パフォーマンスに優れている結果となりました。その中でも特に、SSDの「起動」が約73%、「アセンブリファイルを開く」が約23%、「図面ファイル更新」が約34%パフォーマンスに優れていました。SSDとHDDを併用した場合は若干パフォーマンスが劣るがほぼ同等といえる結果でした。

ファイルを開く検証でもモードにより差はあるものの、いずれのモデルでもSSDは、大幅にパフォーマンスに優れている結果となりました。

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