インテル スマート・レスポンス・テクノロジー搭載ワークステーションパフォーマンステスト

SSDをI/Oキャッシュとして運用することでどのくらいパフォーマンス向上するのか?

SSDをI/Oキャッシュとして使用することで、複数SSD/大容量SSDを構成した場合に匹敵する性能を実現するインテル スマート・レスポンス・テクノロジー。この機能を搭載すると、ストレージにSSDを利用する場合と比較して大容量かつ低コストで起動やアプリケーションを高速化することができます。実際どのくらいパフォーマンスが向上するのかテストを行いました。その結果をレポートします。

インテル スマート・レスポンス・テクノロジ

テストに使用したワークステーションとソフトウェア

今回の検証では、HP最新ワークステーションZ220を使用して検証を行いました。また、比較対象として、以前検証したZ210(HDD搭載)とZ210SFF(SSD搭載)のデータを使いました。

モデルZ220Z210Z210SFF
CPUXeon E3-1290v2
3.70GHz 4.10GHz
Xeon E3-1270 3.40GHz
3.40GHz
Xeon E3-1225 3.10GHz
3.10GHz
消費電力400W(80PLUS GOLD対応 電源90%変換効率)
OSWindows 7 Professional SP1 64bit
ストレージHDD(SATA)+SSD(ディスクキャッシュ)HDD(SATA)SSD(SATA)
キャッシュL1(256KB) L2(1024MB) L3(8192KB)
メモリ16GB
最大仮想メモリ49152MB
グラフィックスNVIDIA Quadro 2000
グラフィックス
ドライバver
8.17.12.76288.17.12.67108.17.12.7071
使用ソフトウェアSolidWorks Premium 2012 SP4SolidWorks Premium 2011 SP4SolidWorks Premium 2011 SP1

テストに使用したモデルデータと計測方法

構成部品の合計数1042
部品872
ユニークな部品55
サブアセンブリ170
ユニークなサブアセンブリ15

モデルデータ イメージ

計測方法

  • 各計測作業前には必ずPCをシャットダウンし、再起動する。
  • LANケーブルは接続しない。
  • ウィルスソフト等他のアプリケーションが起動されていないことを確認する。

パフォーマンステスト結果

計測項目Z210 HDD(SATA)
Quadro2000
Z210 SFF SSD(SATA)
Quadro600
Z220 HDD(SATA)+SSD
Quadro2000
ソフトウェア起動(1回目)00:4700:1000:10
ソフトウェア起動(2回目)00:0800:0500:05
アセンブリファイルを開く00:1900:1000:10
部品ファイルを選択00:0100:0100:01
部品ファイルを開く00:0200:0200:02
部品ファイルを編集00:0800:0800:07
フィーチャ再構築00:0800:0900:08
アセンブリファイル再構築00:0300:0400:03
アセンブリファイル保存00:0500:0500:06
干渉チェック02:5002:5402:16
アセンブリファイル保存00:0200:0400:02
標準3面図+アイソメ図作成00:1200:1200:11
平面図削除00:0100:0100:01
作図スケール変更00:0500:0400:04
断面図作成00:1000:1200:10
アセンブリファイル編集00:0200:0200:02
図面ファイル更新00:1700:2200:16
図面ファイル保存00:0600:0700:05
アセンブリファイル保存00:0200:0400:02
すべてのファイルを閉じる00:0200:0200:02
ソフトウェア終了00:0100:0100:01
合計05:3104:5904:04
  • * (mm:ss)

比較検証まとめ

Z220、210SFF、Z210の順番でパフォーマンスが優れています。Z220とZ210SFFを比較すると、Z220の方が約18%パフォーマンスに優れていました。その中でも特に干渉のパフォーマンスに優れている結果となりました。また、Z220とZ210を比較すると、Z220の方が約26%パフォーマンスに優れていました。

以上から、Z220は最新のインテル「Ivy Bridge」アーキテクチャを採用、CPUの性能はもちろん、システム全体がより進化しています。さらに、HDD(SATA)に小容量のSSDをキャッシュとして搭載したインテルスマート・レスポンス・テクノロジーにより、HDDのもつ大容量とSSDの速さが合わさって、起動やアプリケーションがさらに高速化されました。

今回のZ220の起動および全体的にパフォーマンスが格段と優れていたのはZ220の特徴が出ていることが考えられます。

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