主な内容
- はじめに
- 検証結果
- 検証結果まとめ
ハイエンドワークステーションでどのくらいCAE計算時間を短縮できるか?
膨大な時間を費やすCAEの計算時間にお困りではありませんか?
計算時間の短縮には、高パフォーマンスを発揮するハイエンドワークステーションが必要です。そこで、ワークステーション「HP Z8 G5」を用いて、熱流体解析を行った実際の処理速度レポートをお届けします。
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今回の検証では、ハイエンドワークステーション「HP Z8 G5」をベースにしたマシンを使用し、SOLIDWORKSの各種解析にて速度検証を行いました。また、過去に検証を行った「HP Z8 G4」の計算時間との比較も行いました。
機種 | HP Z8 G4 | HP Z8 G5 |
---|---|---|
CPU1 | Intel Xeon Gold 5122 4コア 3.60GHz | Intel Xeon Gold 6444Y 16コア 3.60GHz |
CPU2 | Intel Xeon Gold 5122 4コア 3.60GHz | Intel Xeon Gold 6444Y 16コア 3.60GHz |
メモリー | 96GB | 128GB |
OS | Windows 10 Pro 64bit | Windows 10 Pro 64bit |
構造解析と比べて、計算リソースを必要とする熱流体解析ソフト「SOLIDWORKS Flow Simulation」を使用。固体の熱伝導を計算しない流体解析や輻射条件を含む熱流体解析などを対象とし、CPUのコア数の違いによる計算時間の比較を行いました。
解析種別 | 熱流体解析(熱伝導、非定常) | 熱流体解析(熱伝導、輻射、非定常) | 流体解析(非定常) |
---|---|---|---|
全セル数 | 814,834 | 814,834 | 556,423 |
流体セル数 | 545,950 | 545,950 | 556,423 |
固体セル数 | 268,884 | 268,884 | 0 |
物理時間 | 60秒 | 60秒 | 60秒 |
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CAE計算の並列処理速度比較 熱流体解析編
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