新しい購入エクスペリエンスとは? 2024年11月からのオートデスク製品購入方法ガイド

オートデスクでは、お客様との購買プロセスの変更を進めており、その取り組みに関連して、2024年11月からほとんどのオートデスクサブスクリプションの購入方法が変わりました。

2024年11月以降の新しい購入方法では、ご契約・お支払いは、お客様とオートデスクの2社間となります。ただし、オートデスクサブスクリプションに関する総合窓口は、引き続き大塚商会が担当させていただきますので、ご安心ください。具体的な購入方法の変更については、次のページをご確認ください。

新しい購入エクスペリエンスとは? 2024年11月からオートデスク製品の購入方法が変わりました

  • * 2025年6月現在のオートデスク提供資料を元に作成しています。

オートデスク製品およびサービスへのサインイン方法が変わります

オートデスクでは、オートデスク製品およびサービスへのサインイン方法をより安全で信頼性が高い方法へ改善していきます。
お客様の認証条件によっては、2025年4月10日より、サインイン時に電子メールでワンタイムパスコードが発行され、そのコードを入力することでサインインが完了する仕組みとなる場合がありますので、ご注意ください。

オートデスク製品のサインインに関する今後の変更

【重要】5月7日から! オートデスク製品・サービスが値上げされました

ほとんどのオートデスク製品・サービスが、2025年5月7日から値上げされました。新規導入や契約更新を検討している方に、価格改定の詳細と最もお得な購入方法をご紹介しています。

詳細を見る

役割をおさえよう

まずは、2024年11月以降の新しい購入方法におけるさまざまな役割を理解することが重要です。ここでは、購入プロセスにおける立場とそれぞれの役割について解説します。

役割概要オートデスク・アカウント
見積り連絡先

サブスクリプションの見積りをリクエストする主な担当者のこと。オートデスク社からの見積りメールを受信でき、オートデスクアカウントで見積りを表示できます。見積りのユーザー管理者が設定されていない場合は、ユーザー管理者となります。

アカウントがない場合は、招待メールが送信されます。
見積りの受信者

見積りを受け取る必要があるさまざまな部署の担当者のこと。見積り連絡先と同様に見積りメールを受信でき、最大4人を設定できます。

  • 取次店による見積り依頼段階で、必要に応じ設定できる。
アカウントがない場合は、購入手続きに進む際、オートデスクアカウントの作成が求められます。
ユーザー管理者

企業内のユーザー管理者。ユーザーの招待、製品の割り当てを管理できます。

  • 取次店による見積り依頼段階で、必要に応じ設定できる。
 
購入者

オートデスクに対して購入手続きを行う購入管理者。見積り連絡先、見積りの受信者のいずれか1人が購入者となり、注文のチェックアウトを行います。

  • 注文処理完了メール・ライセンス更新の通知メール・請求書払い時のみ請求書メールを受信。
オートデスクアカウントで注文情報を表示できる。
支払者

請求書払いの場合、支払い責任者としてオートデスクアカウントで請求書/請求情報を確認できます。請求書払いの場合は、支払担当者として設定され、請求書メールを受信します。同一ドメインで最大10人まで支払者を追加できます。

支払い担当者の設定や支払い方法について

アカウントの購入手続き段階でお客様が設定します。

見積りの概要

大塚商会のような取次店に見積りを依頼されると、オートデスクから見積りメールが届きます。通常、30日以内にその見積りを承認する必要がありますが、利用開始日やオートデスクが実施する特別価格提供期間などによって異なる場合があります。

1.オートデスクを取引先(ベンダー)に登録

取引先(ベンダー)登録自体は必須ではありません。お客様の企業ルールによってオートデスクを取引先(ベンダー)として登録する必要がある場合は、見積りに記載されているベンダー情報をご確認ください。

オートデスクを取引先(ベンダー)として登録する

2.見積りの詳細

見積りの詳細には、Flexとサブスクリプションの数量、単価、延長後の価格、適用可能な割引が含まれます。

3.見積価格の変更

見積りが有効である限り、見積価格は変更されません。

お客様向けオートデスクからの本体価格変更に関するご案内(PDF)

4.見積りの詳細の確認

支払いが問題なく完了するように、また請求書払いオプションを選択した場合は、支払い可能な請求書を受け取れるよう、次の詳細を確認してください。

  • お客様の詳細情報(会社名・担当名・住所など)
  • 大塚商会のような取次店名
  • サブスクリプション(製品、数量、期間)

見積書に変更がある場合は、見積書を発行した取次店にお問い合わせください。見積りを調整のうえ再発行します。

5.見積りから購入

見積りの詳細を確認したら、「購入」をクリックしてカートに進みます。または、「アカウントでレビュー」をクリックしてオートデスクアカウントの「見積り」ページに移動することもできます。

見積りを転送する

組織内のほかの方に見積りメールを転送して購入手続きを完了することもできます。

  1. Aさんは、見積りメール(新規または契約更新)を同じ組織内のBさんに転送できます。
  2. Bさんは、見積りの元の受信者ではありませんが、「購入」をクリックして購入手続きを完了できます。
  3. その際Bさんは、アカウントのCSN番号、元の見積り受信者の電子メール、見積りの小計などの詳細を入力するよう求められます。
  4. 全ての見積りの詳細は、元の受信者の情報を反映して自動的に入力されます。支払い情報はBさんのものですが、必要に応じて編集できます。注文が処理されると、購入者(Bさん)に確認メールが送信され、元の見積り受信者(Aさん)にもコピーが送信(CC)されます。購入者(Bさん)は、新しいサブスクリプションのサブスクリプション管理者となり、オートデスク・アカウントにサブスクリプションが表示されるようになります。
  • * CSN:オートデスクに登録されているお客様番号(アカウント番号)。お客様へ送付されるオートデスクからの見積書や請求書にも記載されています。

オートデスクを取引先(ベンダー)として登録する

購入方法変更後は、オートデスクから発行される見積りをご確認のうえ、オートデスクへ直接お支払いいただきます。そのため、お客様によっては、オートデスクを取引先(ベンダー)登録しておく必要があるかもしれません。

ただし、取引先登録自体は必須ではありません。お客様の企業ルールによっては、取引先にオートデスクを登録せずに発注することも可能だと思われます。恐れ入りますが、2024年11月以降の取り引き前までに、お客様側で社内確認および必要に応じてご対応いただきますようお願いいたします。

お客様向けオートデスクからの取引先(ベンダー)登録のご案内(PDF)

注文のカート

オートデスクアカウントへのサインイン、またはアカウント作成を求めるプロンプトが表示されます。サインインするとカートに移動します。

1.顧客情報と見積り情報

顧客の詳細と見積りの情報は自動的に入力されます。

2.支払いオプション

支払いオプションは地域によって異なり、地域固有の支払いオプションを利用できる場合があります。世界共通の支払いオプションには、クレジットカード、PayPal、請求書払いがあります。

クレジットカードによる支払い:見積りからのご注文の場合、クレジットカードによる支払いは最大2万5,000米ドル(または現地通貨での相当額)までに制限されます。トランザクションが拒否されると「システムエラー」通知が表示されます。

複数年のサブスクリプションの場合、注文時に支払う合計金額には、最初の1年間分の費用のみが反映されます。

サブスクリプションにアクセスする

注文を送信すると購入の確認画面が表示され、すぐに新しい製品にアクセスできます。

サブスクリプションへのアクセス方法

  1. 新しいオートデスク製品の利用を開始するには、「アカウントでのアクセス」をクリックします。
  2. ホームページで新しいサブスクリプションをクリックして、ソフトウェアのインストールやユーザーへの割り当てを行います。

支払い担当者の設定や支払い方法について

支払い担当者の設定や支払い方法については次の記事をご確認ください。

日本国内での支払い方法マニュアル ~新しい購入エクスペリエンス~

契約更新について

契約更新時には、次の記事をご確認ください。

【更新方法】オートデスク製品契約更新方法ガイド(2024年11月~)